深田恭子が主演を務めるドラマ「ルパンの娘」(毎週木曜夜10:00-11:09、フジテレビ系)の第9話が9月12日に放送された。思わぬ形で再会した華(深田)と和馬(瀬戸康史)の切なすぎる逢瀬にファンから共感の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)

【写真を見る】華(深田恭子)をやさしく抱き上げる和馬(瀬戸康史)…涙の名シーン!!

■ 華のピンチに駆けつけたのは…

同ドラマは横関大の同名小説を原作に、代々泥棒一家の娘・三雲華(深田)と代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の決して許されない恋愛を描く物語。

華(深田)の逮捕劇から1年後。和馬は捜査一課に異動し忙しい毎日を送りながらもエミリ(岸井ゆきの)と婚約。一方、華も円城寺と2人で新生活を始める決心を固めていた。

そんな中、円城寺とともにイスタンブールへ発つ当日、華は3人組の男たちに拉致監禁される。倉庫のような空間に一酸化炭素が充満していく中、華は手足を縛られ閉じ込められた。

華の命の危機に駆けつけたのが、和馬だった。中にいるのが華本人とは知らず、和馬は華への思いを語り始めた。

「運命にさからうことができなかった。僕は、この手から彼女のことを放してしまったんです」「その人以上に誰かを好きになることは、生涯ないかもしれない。そう思っています」。意識が朦朧(もうろう)とする中、華は和馬の言葉を聞き静かに涙を流した。

ようやくドアが開いたとき、華はすでに意識を失っていた。和馬は華を見て一瞬驚いたような表情を見せた後、息があることを確認すると「もう大丈夫だよ、華」とそっと華を抱き上げた――。

■ 「はがゆいし切なすぎる」

結局、そのまま三雲家に戻された華。和馬に抱き上げられている間、目を覚ますことはなかった。すれ違ったまま終わってしまった1年ぶりの再会に、SNSではファンの悲しみの声が続々。「華も和馬も、お互いが忘れられないんだよね…はがゆいし切なすぎる」「やっぱり華と和馬には一緒にいてほしい…」「和馬のやさしい『もう大丈夫だよ』に泣いた」「華を愛おしそうに見る和馬に涙が止まらない」といった声が飛び交った。

華が和馬を抱き上げたシーンも大反響!「いつもは華が和馬を助けてたけど、今回は和馬が華を助けた!」「和馬くんのお姫様だっこ素敵すぎる」「美しくて切なくて…すごくきれいなシーン」といった声でにぎわい、放送直後には「#ルパンの娘」がトレンド1位に躍り出るほどの注目を集めた。

■ 気になる第10話あらすじは…

再び離ればなれになり、それぞれの生活に戻った華と和馬。次回は9月19日に第10話を放送する。

華の祖父・巌の死のニュースが入り、三雲家に衝撃が走る。ショックを受ける華、信じようとしない悦子(小沢真珠)。マツ(どんぐり)も巌は簡単には死なないというが…。捜査一課に所属する和馬は、その事件の捜査に着手。そのかたわら、華が語った“鈴木花”という偽名から、ついに華を探し当てる。(ザテレビジョン

「ルパンの娘」第9話より (C)フジテレビ