登山好きに高い人気を誇るプロトレックスマート。2019年9月に発売される新プロトレックスマートには新たに心拍数計測機能が追加され、現在の状況として自分のことまでも解るようになりました。

登山を楽しむ人が日常のトレーニングにランニングを取り入れている場合や、これからトレイルランニングに挑戦してみようと思っている方、また登山用GPSウォッチをこれから購入しようと検討している方におすすめできるスマートウォッチです。今回は開発機をモニターさせてもらいましたので、その使い心地をレビューしたいと思います。

視覚的に心拍数がわかるプロトレックスマートのウォッチフェイス

プロトレックのスマートウォッチの面白さの1つにシーンや気分で選ぶことのできるオリジナルウォッチフェイスの存在があります。このウォッチフェイスに「ハートレート」という名前のウォッチフェイスが新たに加わりました。

ハートレート」は名前の通り心拍数のチェックができるようになっています。プロトレックスマートの心拍計測機能のついた「WSD-F21HR」は、本格的にトレイルランニングやマラソンを楽しんでいる人向けの時計というより、解りやすくシンプルリアルタイムの情報をチェックできるというコンセプトで作られていて、難しい操作は一切省かれています。アプリの連動も必要ありませんので、シンプルに使いこなせます。

ウォッチフェイスハートレート」は、活動中になると自動的に画面が切り替わり、計測画面に切り替わります。この画面では、心拍ゾーンを5段階のメーターで表示してくれます。

活動中以外は5段階の心拍メーターや、上段・中段・下段の表示項目はなくなり、現在時刻と心拍ゾーン、消費カロリーが表示され、時計の周りにこれまでの心拍データがグラフで表示されます。これによって何時ごろに心拍が高かったのか、低かったのかが一目瞭然で、楽しみながら1日の自分の心拍状態がチェックできます。

登山をしていると、高度がある場所を歩くことになります。高山病になると、心拍数が上がるというのが比較的軽い症状として出てきます。ひどくなると頭痛、眠気、あくび、吐き気、嘔吐などがでますが、このような重い症状になってしまった際、心拍数がどういう状態かを知ると、より原因を把握しやすくなります。

光学式センサーによる心拍計測なので、医療目的では使えませんが、常日頃から自分の心拍状況を把握しておくと、登山時と明らかに違う場合、身体の異変に察知しやすくなるのではと思っています。

カシオプロトレックスマートのグラフィカルなセンサー情報

僕がカシオスマートウォッチを積極的に登山で活用する理由の1つに、センサー情報が視覚的に把握できることにあります。

カシオのスマートウォッチが発売されてから、このグラフィック情報に大きな変更が加えられていないことからも完成度が高いということが伺えます。

今のところは安全な登山を楽しめていますが、もしも道に迷ってしまったら?と考えると、グラフィカルなコンパスは非常に役立つと確信しています。

日の出、日没情報においては、テント場を例えば3時に出発して、ヘッドランプの使用時間の目安が把握できます。肌感で充電が持ちそうにないと感じたら、ヘッドランプの明かりの調整を行ったり、予備の電池を取り出しやすいように準備を行ったり、計画が立てやすくなります。

YAMAPの地図を手元でチェックできることや、デフォルトインストールされているオフラインで確認できる地図アプリなど、GPSと連動させることで、現在地を即座に視覚的に把握できるのもプロトレックスマートの特徴です。

プロトレックスマートのウォッチデザイン

重量は約81グラムと見た目のサイズに反して非常に軽く、ずっと着けていても重さを感じません。バッテリー持ち時間はGPSと心拍センサーを使用していて最大20時間持続して使えます。これだけ長く持続して使用する場合は「カラー表示オートOFF」にしている必要がありますが、オフ時のモノクロ表示でも、活動中に確認したい情報をチェックできるので、ストレスを感じることもありません。

カラーは2色展開で赤と黒となっています。バンドダブルのピンで固定をし、アジャスト感のあるソフトウレタンバンドで作られており、スポーティーな印象のなかに高級感を感じるデザインに仕上がっています。

カシオスマートウォッチの良さはGoogleアプリサービスとの連動や、多彩なwearOSアプリの利用も挙げられ、日常使いにも最適なので、時計デザインは重視したいポイントです。

登山に持ち歩く際はモバイルバッテリーケーブルを持ち歩き、テント場で充電をするのですが、別売りの充電ホルダーを活用することで、誤って磁石による接地部分が外れる心配がなくなります。登山中の使用が更に使いやすくなります。