家庭用からスマホアプリまで、その年のゲームの最新トレンドが集結する『東京ゲームショウ』。今年は圧倒的なビジュアルストーリーが目を惹く大作タイトルや、往年のゲームファンには懐かしい名作・傑作の復刻や新展開、そしてVRやeスポーツ、そしてインディーズなどのゲームの新たな潮流の勢いも感じられるパラエティに富んだ展示が目白押しだった。

そんな今年のゲームショウから、目に留まったタイトルなどを中心にレポートしていこう。パブリックデイは9月14~15日開催となっているので、気になる物を見つけたならぜひ足を運んで見てほしい。

メーカーブースは新作ゲームが目玉

■PlayStation 4

ソニー・インタラクティブエンタテインメントのブースでは、PlayStation 4の新作タイトルメーカーの垣根を越えて集結。世界中からその動向が注目されるクリエイター小島秀夫の最新作となる『DEATH STRANDING』はゲーム内容の一端が判明するPV&プレイアブル動画を初公開。人々が分断された世界を主人公が旅をすることで、再び繋がりを取り戻して世界を広げていくという壮大な内容が判明し、多くの人が設定画なども展示された特設ブースに足を止めて、作品への期待を高めてくれる映像に見入っていた。

バンダイナムコ

 

ガンダム』『ONE PIECE』『ソードアート・オンライン』などの人気タイトルの新作ゲームが集結。そして新作スマホアプリミニ四駆 超速グランプリ』に合わせて、実際の自動車サイズで精巧に作られたビッグサイズミニ四駆も展示された。

オープンワールドスタイルで『ドラゴンボール』の世界を旅して戦う『DRAGONBALL Z KAKAROT』が登場。筋斗雲や舞空術で空を駆けながら戦う劇中そのままのバトルを楽しめる期待の一作だ。

KONAMI

協力プレイでド派手なバトルを楽しめる『魂斗羅シリーズ最新作『CONTRA ROGUE CORPS』や、スマホアプリで新たなキャラクター達の戦いのドラマが描かれる『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』など、往年の傑作が装いも新たに登場。

そして昨年のゲームショウでお披露目されたスマホアプリラブプラス EVERY』が、いよいよ11月より配信予定とスケジュールが発表された。

SEGA

SEGAブースでは新たな世代の帝國華撃団の活躍を描く『サクラ大戦シリーズ最新作『新 サクラ大戦』を大プッシュ。アドベンチャーパートや光武を操り戦うバトルパートの体験プレイに多くのファンが詰めかけた。また、この日同ゲームアニメ化も発表された。

舞台を横浜に移し、新たな主人公・春日一番の成り上がりストーリーを描くシリーズ最新作『龍が如く7 光と闇の行方』も発表。名優達が登場キャラクターを演じるメイキング映像や体験プレイでブースは盛り上がった。

新たなキャラクターをはじめ、様々な追加要素が加わった『ペルソナ5 THE ROYAL』や、ロボットに乗って戦う運命を背負った13人の少年少女ドラマを描く『十三機兵防衛圏』など、アトラスの新作タイトルも注目を集めていた。

■『ロックマンスペシャルステージカプコンブース)

カプコンブースで行われた人気アクションゲームロックマンシリーズスペシャルステージでは、『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』や『ロックマンロックマンX 5in1 スペシャルボックス』など、最新ハードで懐かしのタイトルを新要素も交えて楽しめるタイトルが発表された。

さらに名古屋発のアイドルグループTEAM SHACHI」と『ロックマン』のスペシャルコラボが発表! なんと新曲「Rocket Queen feat. MCU」をバックメンバーロックマンの世界で戦うスペシャルゲームWeb配信されるなど、気合いの入ったコラボが現在展開中だ。

スクウェア・エニックス

最新ハードで生まれ変わった『FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE』や『アベンジャーズ』のアクションアドベンチャーゲームなどの展示で盛り上がったスクウェア・エニックスブース。アイアンマンキャプテン・アメリカコスチュームや、リアルケールで再現されたクラウドバイクなどが展示され、多くのファンが記念撮影を楽しんでいた。

スパイク・チュンソフト

退廃的な未来都市を舞台にしたオープンワールドゲームCyberpunk2077』は、ゲーム中にキャラクターとして登場するキアヌ・リーブスがゲームショウ初日に会場を訪れるなどして話題を集めていた。そしてゲームに登場するオリジナルバイクにまたがって、未来の女戦士と共に記念写真が撮れるSERVICEには長蛇の列が。

eスポーツ大会も開催、さらにVR/ARゲーム、インディーズにも注目

■eスポーツ

世界中で新たなムーブメントとして盛り上がるeスポーツ。今回のゲームショウでは二つの大型ステージが設けられ、様々なタイトルでの大会が開催された。

■VR/AR

様々な対応デバイスの登場で盛り上がるVRゲーム。今回も様々なVRタイトルが出品されて盛り上がった。

カプセルの中にキャラクターを投影して会話ができるカプセルや、VR世界の中を実際に歩いて移動できるシューズなど、VRをより深く楽しめる個性的なガジェットも。

■3Dアクションゲームアプリアクション対魔忍

知る人ぞ知る「対魔忍」を操ってバトルが楽しめる3Dアクションゲームアプリが初公開! 今回はメイン対魔忍ヒロイン3人のバトルや歌&ダンスのデモ映像が公開され、正式配信への期待を盛り上げてくれた。

インディーズゲームエリア

配信プラットフォームの増加によって、いま一番熱く盛り上がっているのがインディーズゲームインディーズだからこそできる個性派タイトルの数々から本格派のVRシューティングまで、多種多彩なタイトルが勢ぞろい。多くの人が詰めかけて新たな才能との出会いを楽しんでいた。

昨年はスマホゲームアプリの隆盛が目を惹いたが、今年はそれがいったん落ち着いて、再び家庭用ゲーム機が勢いを見せ始めたと流れが見えた今年の『東京ゲームショウ』。腰を据えてゲームを楽しみたいというゲームファンの嗜好が再び強まってきたのならば、これからさらなる大作が生まれる可能性も高まってきたのではないだろうか。このイベントを区切りに始まる令和最初のゲーム界のムーブメントがどんな動きを見せるのかに注目しながら、ゲームライフを楽しんでみてはどうだろうか?

東京ゲームショウ2019』は幕張メッセ9月15日(日)まで開催中。

取材・文・写真:斉藤直樹

『東京ゲームショウ2019』ソニー・インタラクティブエンタテインメント・ブース