映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」公開記念舞台あいさつが9月14日に東京都内で開催され、小栗旬、沢尻エリカ、二階堂ふみ、千葉雄大、蜷川実花監督が登壇した。
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写真家である蜷川が構想に7年を費やした本作は、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を、太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から事実を基にしたフィクションとして描く。
主人公の太宰治を演じた小栗は、現場での“ヤバ過ぎる実話”を聞かれ「BARでの撮影現場で、皆さんとトランプで空き時間をつぶしていて。千葉くんは大貧民がすごく強くて、ちょっと嫌いになりました」とニヤリ顔で報告。
苦笑いしながら聞いていた千葉は「そのくらいしか小栗さんに勝てるとこないです」と返すと、小栗は「ありがとうございます」と笑顔を見せた。
また、小栗は沢尻のことをとてつもなく負けず嫌いだと言い、「すげー勝負に熱くなる」と報告。
沢尻は二階堂と「スピード」で戦ったことを明かすと、二階堂は「エリカさんから出てくるカードが飛んできて、やられるって思った瞬間が何度がありました」と言いつつも、「楽しかったです」とニッコリ。沢尻は「ゲームになると、人格が変わります」と笑いながら弁明していた。
■ 小栗「そういうのやったことない」
作家志望の太宰の愛人・静子を演じた沢尻は、小栗との初日のキスシーンについて言及。
沢尻は「小栗さん(キスシーンに)慣れてらっしゃるのかと思いきや、全然こなくて。聞くと、『そういうのやったことない』って言われてすごく意外で。静子は受け身の芝居だったので、『もっとこいよ』って思ってました(笑)」とエピソードを披露する。
それを受けて、小栗は「あの初日だけは役者失格だなと思ってます」と言い、「最初の段取りで、いざ『触りなさい』って言われたら恥ずかしくて。みんなよくこんなことしてるなって」と苦笑い。
続けて蜷川が「何回か『胸いって』って言ってたんだけど、結局触ってないんだよね」と報告すると、小栗は「一応、実花さんには『触れてはいるよ』とみたいな感じでしたね」とジャスチャーを交えながら弁明。
さらに、「あの晩、このままじゃダメだと思って、とてつもなく本当に反省して。覚悟決めて入ったはずなんですが、沢尻エリカのムードにのまれてしまいました」と当時の心境を告白。
だが、そこから小栗が本領発揮したと蜷川がフォローすると、小栗は「何でもこいって感じになりました」と照れ顔で返していた。(ザテレビジョン・取材・文・撮影=TAKAMI)
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