3試合3得点をマークし、レバンドフスキヴェルナーらとともに6人の候補にノミネート

 ブレーメンの日本代表FW大迫勇也は、ブンデスリーガの8月度月間MVPプレーヤー・オブ・ザ・マンス)の候補にノミネートされた。ここまでリーグ戦3試合3ゴールで得点ランキング4位タイにつける日本人ストライカーに対し、ブンデス公式ツイッターも「ヴェルダー(ブレーメン)のキープレーヤー」と称している。

 大迫は開幕からの3試合(9月1日に行われた第3節も含む)すべてに先発出場。開幕戦のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦(1-3)は無得点だったが、続くホッフェンハイム戦(2-3)で今シーズン初得点を挙げる。続く第3節アウクスブルク戦(3-2)では1試合2得点を達成し、ここまで出場266分間で3ゴールを積み重ねている。得点ランキングではアウクスブルクのU-21スイス代表FWルベン・バルガスと並ぶリーグ4位タイ(第3節終了時点)だ。

 ブンデスリーガ公式サイトは11日、8月の月間MVP候補6人を発表。大迫に加え、3試合6得点と類稀な決定力を今季も発揮しているポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキバイエルン)、5得点で同2位のドイツ代表FWティモ・ヴェルナー、オーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(ともにRBライプツィヒ)、イングランド代表MFジェイドン・サンチョドルトムント)、フランス人DFジョナタン・シュミット(フライブルク)がノミネートされている。

 受賞者決定の投票は目下受付中だが、ブンデスリーガ公式ツイッター英語版は大迫に熱視線。「今季の大迫勇也の素晴らしいゴールコレクション。ヴェルダーのキープレーヤーだ。あなたのプレーヤー・オブ・ザ・マンス(月間MVP)?」と綴り、全3ゴールのハイライト映像をアップしている。

 ケルン時代の2017年1月にも、レバンドフスキや元オランダ代表MFアリエン・ロッベンを抑えて月間MVPを受賞している大迫。強力なライバルたちを抑えて再び勲章を手にすることはできるだろうか。(Football ZONE web編集部)

ブンデスリーガの8月度月間MVPにノミネートされた大迫勇也【写真:Getty Images】