スペインサッカー連盟(RFEF)がバルセロナに彗星のごとく現れたギニアビサウ人FWアンス・ファティ(16)の囲い込みに動いていることが判明した。スペインマルカ』が報じた。

ファティはリーガエスパニョーラ第2節のベティス戦でクラブ史上2番目となる16歳298日の若さでプロデビューを遂げると、続く第3節のオサスナ戦で16歳304日のクラブ史上最年少記録となる初ゴールをマーク。さらに、初先発を果たしたバレンシアとの第4節で1得点1アシストの活躍をみせ、2試合ぶりの白星に貢献した。

そのファティの活躍ぶりを受け、RFEFも自国代表でのプレーを選んでもらうよう動いており、それが叶えば、まずU-17の世代別代表に呼び、今年10月にブラジルで開幕するU-17ワールドカップ(W杯)でプレーさせる構想も描いているという。スペイン代表のロベルト・モレノ監督は、同国『Movistar+』でこう証言した。

スペインサッカー連盟の人々はアンス・ファティを連れてこようと働いている。それは選手の決断次第だがね。バルセロナにとっても、そうなれば嬉しい限りだろう。彼はラ・マシア育ちの選手だからだ」

なお、ファティは6歳の頃からスペインに移り住んでおり、同国の国籍取得に必要な10年滞在の条件をクリアしているとのこと。したがって、選手の父親から了承を得ることが1stステップになるという。

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