血のつながった兄弟や姉妹でも、タイプが違うと互いを理解できず仲がこじれてしまうことがあります。

ゆき蔵(yuki_zo_08)さんも、兄との関係がうまくいかなかった1人。真逆なタイプだったため理解し合えず、ついには絶縁状態になってしまいました。

しかし、祖母のおかげで兄との関係に変化が…。

『ばぁちゃんからの最後のプレゼント』

結婚相手に大切にされず、離婚を選択したゆき蔵さん。そんなゆき蔵さんに対して、兄は冷たい言葉をぶつけます。

理解されない怒りから、ゆき蔵さんは家族と絶縁状態になってしまいました。

その後、ゆき蔵さんは別の男性である『Kちゃん』と結婚。両親とは和解したものの、兄との関係は修復できずにいました。

そんなある日、祖母が他界。祖母の葬儀で、ゆき蔵さんは久しぶりに兄の一家と顔を合わせることになります。

姪や兄と再会して感じたこと


立派に成長した姪たちの姿を目の当たりにして、「やはり私の兄はできた人なんだ」と尊敬の念が湧いたゆき蔵さん。

兄との距離が近い時には見えていなかったものが、この時、ゆき蔵さんには見えたのでした。

もしかしたら家族と離れて暮らしている中で、ゆき蔵さん自身も成長していたのかもしれません。

葬儀は疎遠になっていた親族と再会できる『温かな場』となり、ゆき蔵さんだけでなくみんなにとって嬉しい時間となりました。

漫画には、「お兄さんは、肉親で心配だったからこそキツイことをいったのかもしれませんね」「ご家族が元通りになってよかった!」などのコメントが寄せられています。

きっと、親族の仲を修復する場を設けられたことを、祖母も天国で喜んでいることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
yuki_zo_08