チェルシーを率いるフランク・ランパード監督が、14日に行われたプレミアリーグ第5節ウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦を振り返りコメントした。公式サイトが伝えている。

 チェルシーはアウェイでウルブスと対戦。DFフィカヨ・トモリのゴラッソを皮切りに、FWタミー・アブラハムハットトリックや、MFメイソン・マウントの後半アディショナルタイム弾で、2-5で勝利した。

 試合を振り返ったランパード監督は躍動する若手選手についてコメント。まず、トモリについて「昨シーズンから気持ちよくプレーしているね。まさか彼があのようなシュートをきめるとは思わなかった。衝撃だったよ」と称賛した。

 続けて、チェルシー史上最年少ハットトリックを達成したアブラハムについてコメント。次のように語り大絶賛している。

「彼はターンからのシュート、ヘディング、スピードを利用したドリブルからと、全て違うタイプのゴールを決めた。どれも素晴らしかったよ。これをキープしなければならない。今のままとどまらず、進んでいくだろう」

「私はアブラハムを信頼している。だからこそチャンスを与えているんだ。私は幸せ者だ。毎日彼を指導することができるからね。彼は常にプレーすることを望んでいるし、常にゴールを奪いたいと思っている。若手選手が全員できることではない。彼は特別な選手だよ」

 そして、左ひざの負傷から復帰したDFアントニオ・リュディガーについて言及。ハーフタイムで交代した理由について明かした。

「彼は股関節に違和感があった。軽度なものであるよう願っている。彼は少し痛みを感じていた。サポートしていきたい。(チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節バレンシア戦がある)火曜日にむけて準備したい。彼がその日のゲームに戻ってこられるよう願っている」

試合を振り返ったランパード監督 [写真]=Getty Images