感情型シンガーソングライター・植田真梨恵が、25時間生配信中にゼロから曲を作ってレコ―ディングし、25時間後にMV公開を目指すという無謀ともいえる企画を完走。予定より1時間半ほど延長した配信内で生み出した新曲「I JUST WANNA BE A STAR」のミュージックビデオを公開した。

【写真を見る】植田真梨恵、生配信中に作曲! 普段見せることのない姿を隠すことなくさらけ出した

9月14日夜9時から生配信をスタートした「『25時間生放送 まりえのま』#25時間で作曲からMVまでつくってみた」。

25時間という時間内に、視聴者から歌詞や曲のイメージにつながるキーワードを集めながら「ねえ、作詞クレジットは”植田真梨恵とみんな”にしたいんだけどいい?」と深夜の曲作り、続いて、深夜2時台には“むぅさん”ことキーボードの西村広文と共に鍵盤を入れてのプリプロを行い、生まれたばかりの曲の形を整えた。

デモが出来上がったところで、MVとジャケットも時間内に並行して制作するということで、広げたノートにMVの絵コンテを描いていく。

そして夜が明け朝5時頃、録ったばかりのプリプロ音源をバンドメンバーと各制作チームに送り終え、しばし休憩に。

ほんの1時間半ほどの休憩の後、朝8時前にはバンドメンバーが続々とリハスタに集結。バンドメンバーと音を出し合いながら、レコ―ディングに向けてのアレンジ作業が始まり、曲がどんどん肉付いていく。

「楽しいが詰まってますね!」「ライブでやりたいなあ」「いいね」と口々に語り合い、アレンジは予定よりも“巻き”で終わり、出前のカレーを食べたりしながら、合間にはMV監督やデザイナー、スチールカメラマンとそれぞれ打ち合わせを挟み、配信開始から15時間が経過した15日昼0時ごろにはレコ―ディングスタジオへ。

■ ぜいたく過ぎる配信

楽器レコ―ディング、ボーカルレコ―ディングと制作はカメラの前で赤裸々に進み、「こんな場面が見られるのはすごい」「超贅沢じゃない?」などと視聴者からも驚きの声が上がった。

レコーディングが終わると休む間もなく一同は撮影スタジオに飛び込み、ジャケットとアーティスト写真用のスチールとMV撮影。

撮影を打ち上げた後も、レコーディングスタジオではミックス作業、撮影スタジオではMV編集作業、植田はあちこちへ走り回りながら、“すべて”を進めていく。

25時間で間に合わなかったら、配信時間を延ばす」と語っていた通り、納得いくまでMV編集を詰めたいと、予定より1時間以上延長し、MVアップロード待ち時間の“ひとりトーク”まで植田は頑張り、最後はカメラに向かって投げキッスをしてファンに感謝を込め、濃厚過ぎる26時間半は幕を閉じた。

26時間半かけて完成した新曲「I JUST WANNA BE A STAR」のMVは、番組終了とともに、植田真梨恵公式チャンネルで夜11時30分に公開された。

「普段はもっと時間をかけて作りこむんですよ」と言いながら、普段見ることのできないシーンを次々と隠すことなくさらけ出した植田。

ずば抜けた音楽、そしてクリエーターとしての才能に加え、休憩中に食べた杏仁豆腐を「牛乳プリンみたい」と言ってしまう自然体な姿も、ファンの心を捉えて離さない彼女の魅力の一つなのかもしれない。

そんなふれたら消えてしまう、どころかふれたら惚れてしまいそうな植田との“愛おしい今日”、関わった全員が全身全霊の力を振り絞って生まれた新曲のMVを見て、心と体を震わせてほしい。(ザテレビジョン

植田真梨恵が25時間超の生配信を終え、新曲「I JUST WANNA BE A STAR」のMVを公開した