ローマは15日、セリエA第3節でサッスオーロをホームに迎え、4-2で勝利した。

ここまでジェノアラツィオと対戦し、いずれもドローに終わっているローマ。フォンセカ新監督の下、初勝利を目指す今節はムヒタリアンが初出場初先発を果たした。

開始2分、ボックス右に侵攻したクライファートがペルーゾに倒されローマがPKを獲得。しかし、コラロフがボールをセットしたところで主審はVARでの確認の末、ノーファウルにジャッジを切り替え、ローマのPKは取り消しになった。

それでも攻勢を続けるローマは13分、ジェコのシュートで右CKを得ると、ペッレグリーニのクロスをクリスタンテが頭で押し込んで先制。

さらにその6分後、左サイドのコラロフのクロスをジェコが合わせてゴール。早くも2点目を挙げる。

止まらないローマは今度は22分、ペッレグリーニのパスからムヒタリアンがゴール。ローマ初出場を自身のゴールで飾った。

33分には自陣右サイドの深い位置でボールを奪ったムヒタリアンが味方とのワンツーで縦に突破。一度相手に引っかかってしまうものの、こぼれ球を再び繋ぎなおして、センターサークル付近のペッレグリーニがフリーランで最終ラインを抜け出すクライファートにスルーパス。クライファートはそのままGKとの一対一を制して、ローマに4点目をもたらした。

このまま余裕かに思われたローマだが難しい展開を強いられる。53分、ペッレグリーニが与えたFKをベラルディに直接決められ1点を返される。

そこからやや元気を取り戻したサッスオーロは72分、オビアンが味方とのワンツーでボックス左に侵入しゴール前に折り返すと、カプートがこれをスルー。ベラルディが流し込んで2点差とした。

だがサッスオーロの反撃はここまで。前半に4点を奪ったローマが、今季初勝利を手にした。

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