プリメイラ・リーガ第5節のポルティモネンセvsポルトが15日に行われ、2-3でポルトが勝利した。ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉は、72分からプレーポルティモネンセに所属する日本代表DF安西幸輝はフル出場し77分に移籍後初ゴールをマーク。

リーグ3連勝中のポルトが、2連敗中のポルティモネンセの本拠地に乗り込んだ一戦。古巣対戦となるポルトの中島はベンチスタート、ポルティモネンセの安西は4試合連続のスタメンに名を連ねた。

試合は地力に勝るポルトが主導権を握ると13分、サイドチェンジをボックス左で受けたルイス・ディアスカットインから右足を振り抜いたが、このシュートは左ポストに弾かれた。

その後も攻勢を続けるポルトは23分、スルーパスでボックス左深くまで抜け出したオタビオの折り返しがスライディングしたジャヂソンの手に当たると、主審はハンドをと判定しPKを宣告。このPKをA・テレスがゴール左隅に決め、ポルトが先制に成功した。

さらに前半終了間際にポルトに追加点が生まれる。45分、右サイド高い位置でパスを受けたウリベがクロスを供給すると、ファーサイドに走り込んだゼ・ルイスがボレーシュートを突き刺した。

後半に入っても主導権を握るポルトは、72分にルイス・ディアスを下げて中島を投入。しかし、先にスコアを動かしたのはポルティモネンセ。74分、右クロスの流れたボールを拾ったボア・モルテのクロスを途中出場のデネルがヘディングで叩き込んだ。

1点を返し勢いづくポルティモネンセは77分、GKリカルドのロングフィードを右サイド高い位置で受けた安西がボックス手前で切り込み左足一閃。このシュートがゴール左に吸い込まれた。

同点とされたポルトは、後半アディショナルタイムにA・テレスがマルロス・モレノの決定機を阻止で一発退場。数的不利になったポルトだが98分、ヘスス・コロナの左CKからマルカノがヘディングシュートを流し込んだ。結局、これが決勝点となり、劇的弾でポルティモネンセを下したポルトリーグ4連勝を飾った。

ポルティモネンセ 2-3 ポルト
ポルティモネンセ
デネル(後29)
安西幸輝(後32)
ポルト
A・テレス(前23[PK])
ゼ・ルイス(前45)
マルカノ(後53)

サムネイル画像