ミランは15日、セリエA第3節でヴェローナとアウェイで対戦し、1-0で勝利した。
ウディネーゼに敗れ、開幕黒星スタートを切ったミラン。前節にチャルハノールの一発で昇格組のブレシアに辛勝したが、ジャンパオロ新監督の下、まだまだという印象だ。そのブレシア戦から今節はスタメンを3人入れ替え連勝を目指す。
互いにインテンシティを高く持って入った試合は、中盤での潰し合いが激しくなかなかゴール前に運ぶチャンスを作り出せない。
そんな中20分あたりに、イーブンな球際に頭で飛び込んだムサッキオと、足でボールを収めようとしたステピンスキが交錯。ステピンスキが上げた足がムサッキオの顔面に入り、一発退場となった。
この数的有利を生かしたいミランだが、28分に右サイドバックからのロングフィードを上手く収めたヴェッレにシュートに持ち込まれてしまう。
ボールは持てているものの、攻撃にアイデアを欠くミランの攻撃はヴェローナ守備陣に全く効いていない模様。そこでミランは後半頭にパケタを下げて新加入のレビッチを投入。これがミランデビュー戦となる。
すると56分、そのレビッチが左サイドからクロスに飛び込んだが、ゴール前で空振りしてしまう。その直後にはカラブリアのシュートがポストに嫌われ、2度の好機をものにできなかった。
だが、ツイてないのはヴェローナも同じ。60分に、左サイドから上がった山なりのクロスをヴェッレが捉えたが、こちらもポスト直撃でゴールならず。ここまで無得点が続く。
そんなアンニュイな試合が68分に動く。ミランのチャルハノールが放ったシュートが相手の手に当たりPKが与えられる。これをピョンテクが決めてミランが先制した。
今季初ゴールが決まったピョンテクはさらに、83分にチャルハノールが放ったシュートのこぼれ球を押し込んで2点目…科に思われたが、VARでGKとの接触が認められ、ゴールは取り消しになった。
それでもミランがリードを保ったまま試合は後半アディショナルタイムへ。ここでヴェローナのペッシーナがゴールに迫った際にカラブリアが倒してしまいゴール正面でFKを献上。このプレーでカラブリアは一発退場。ミランは最後の最後にピンチに。
しかし、ヴェローゾが放ったFKは壁に激突。こぼれ球を狙ったラゾビッチのシュートも枠を外れたところで試合終了。ミランが1-0で勝利し、リーグ戦2連勝を収めた。
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