9月13日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、「医師が教える正しい食べ方」を特集。これまでの常識を覆す食事法を紹介した。

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スタジオには医学博士の牧田善二氏が登場。第5弾となる今回は、田中美奈子鈴木亜美の食生活に密着、牧田医師が直接指導した。

中居から、食事について気を付けていることを聞かれた鈴木は「糖質は普段摂らないですね」と、16歳の頃からダイエットを学んでいたと語った。

最初に取り上げたのは玄米。牧田医師によれば、ほとんどの人が玄米の栄養を摂れていない可能性があるという。

VTRでは田中の食生活に密着。1日30品目摂取することを目標にしているといい、主食も玄米ごはんを食べているというこだわりっぷり。

牧田医師によれば玄米の栄養素は糠に多く含まれているため、消化吸収されにくく、最低でも100回かまないと栄養素を吸収できないと解説。玄米を食べるならば、発芽玄米を50回かんで食べる方が良いとした。

また、カロリーと肥満は関係ないと牧田医師。「昔はカロリーが多いものが太ると考えられていました。今は医学的に否定されています」と説明すると、中居は「絶対?絶対じゃないでしょう?」と驚いた様子。

摂取カロリーが消費カロリーよりも多ければ太り、消費カロリーを下回れば痩せるという常識だったが、「間違っています」と牧田医師。

「運動で(カロリーを)消費するっていうその消費がダイエットにつながることは間違いないけれど、食べる、太る、痩せるってことに対してカロリーは関係ない」と説明。

食べたり飲んだりした摂取カロリーと、運動したことによる消費カロリーは、比較するものではないという。

太る原因は糖質であり、同じ200カロリーでも白米は太る原因になるが、脂の多いカルビは直接的な原因にはならない。脂肪は体内で細胞膜やホルモン、胆汁に変わり、余分な脂肪は蓄積されることなく排泄されるという。

中居は「1週間くらいご飯を食べなかったんですよ。炭水化物みたいなのを。(体重が)減るかなーって思ったら1ミリも変わってなかった。なぜですか?」と質問。

その理由は二つあるという牧田医師。「糖質制限が完璧にできていなかった。それからもう一つは、ごめんなさい…40歳を過ぎてある程度の年齢にいくと、代謝が下がって非常に痩せにくくなります」と解説すると、しばし絶句した中居。「謝られてもねぇ…」とこぼしていた。

最後に「食の情報はコロコロ変わる」と牧田医師。「ズルいわー」と嘆く中居は、続けて「いつの日か、ご飯が太りませんってっていう時がくるかもしれないっていうことですか?」と聞くと、「今日お伝えしたことがいつの日か間違いという可能性もあります」と牧田医師は説明していた。

SNSでは「玄米は100回噛まないダメって知らなかった」「情報は変わっていくって確かにそうかもね。」などの反響が寄せられていた。「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」は、毎週金曜夜8時57分から放送。(ザテレビジョン

中居正広が医師の解説に耳を傾けた