待ち合わせの約束をしたのに、相手が来なかった経験はないだろうか。苛立ちと心配する気持ちが、同時に湧く瞬間である。
■4割近くが「来ない経験あり」
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,653名を対象に、「待ち合わせについて」の調査を実施。
「待ち合わせしていたのに相手が来なかったことがある」と答えた人は、全体で37.8%だった。
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■携帯で連絡すればいいので…
性年代別では、20代女性が一番少ない割合になっている。
待ち合わせで相手が来なくても、こちらから連絡を取ってなんとか会えている人が多いようだ。
「待ち合わせで来なかったとしても、電話やLINEで連絡すればすぐに解決する。ほとんどの場合は『寝てた』とか単純な理由だから、そこから来てもらえば会えないことはない」(20代・女性)
しかし中には、連絡さえ取れない人も。
「しぶといやつは、電話とかしてもまったく出ない。仕方ないから会うのは諦めて帰るけれど、後から聞くと『電話にも気づかずに寝ていた』とか言ってきて」(20代・男性)
■携帯がなかった時代には
一方で50代の男性が一番高くなっているのは、昔の電話事情がある。
「今のように携帯がないために、待ち合わせで来ない場合にはかなり面倒なことになっていた。とりあえず30分くらい待ってみて、来なかったら公衆電話から家に電話する。
それでも出ない場合には、さらに30分くらい待つことも。とにかく昔の待ち合わせは、忍耐が必要だったのを思い出す」(50代・男性)
■人の時間を奪う行為
待ち合わせに遅れるのは、人の時間を奪う行為だとの意見も。
「待ち合わせに遅れてくる人は、それだけ人の時間を奪っているって自覚がない。ましてや来ないなんて行為は、たとえ現代は携帯があって便利だといっても待つ時間を作っているには変わりない。
せめて事前に連絡を入れてくれたなら、その時間を有効に使うこともできるのだけれど。ルーズな人は、そんなのお構いなしだから」(40代・男性)
スマホが普及したおかげで、連絡が取れない不安は軽減した。しかし待ち合わせの約束は、きちんと守ったほうがいいのは言うまでもない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1,653名(有効回答数)
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