千葉県の台風被害の報道が落ち込んでいるのは、このタイミングで内閣改造が行われたことが原因だろう」

 15日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』に出演したお笑いタレントの千原ジュニアが、台風15号で甚大な被害を受け、なおも大規模停電が続く千葉県に関する被災報道が少ないことに言及。「千葉県台風被害の報道が落ち込んでいるのは、このタイミングで内閣改造が行われたことが原因だろう」と苦言を呈した。

 千原ジュニアの指摘を受け、国際政治学者の舛添要一氏は「昔、小渕内閣で野中さんが官房長官だったときは5日ほど遅らせたことがある。今回、我々も含めて見誤ったことの一つに、風の強さがある。洪水の方に注意を向けていて、鉄塔が倒れるということは想定していなかった」と応じた。

 実際に現地取材を行ったジャーナリストの堀潤氏は「現地に行ってみて分かったのですが、風で飛ばされた屋根の瓦がまるで砲弾のように周囲の家を突き破っていた。その穴から吹き込んだ突風が屋根を吹き飛ばしていく。さながら戦争のような状況で、壁の至る所に砲撃を受けたような穴が開いていた」と惨状を説明すると「政府はあの状況で閣議をやりたかったのだろう。2万歩譲ってそれはやってくださいという話だが、メディアの側が『それはニュースバリューとして後でゆっくりやればいい。速報である必要はないから、(千葉の)現場に行こうか』と連帯すればよかった」と持論を展開した。

 そのコメントを受けた千原ジュニアが「記者会見を開いて、まだ引継ぎやってないので……みたいなこと、ニュースで流している場合か」と険しい表情で語気を強めると、堀潤氏が「メディアは報道の優先順位を検証していく必要がある」と締めくくった。

(C)AbemaTV
千原ジュニア、大規模停電下の内閣改造に苦言 「ニュースで流している場合か」