アーセナルのウナイ・エメリ監督が、15日に行われたワトフォード戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

アーセナルは15日、プレミアリーグ第5節でワトフォードとのアウェイ戦に臨んだ。

最下位に位置するワトフォードは、インターナショナルマッチウィーク中に監督交代を行い、キケ・サンチェス・フローレス監督を再招へい。新体制での初陣となった。

試合はアーセナルが、FWピエール=エメリク・オーバメヤンの2ゴールで前半を終えて2点のリードを得ると、そのまま逃げ切るかと思われたが、後半に入りゴールキックのミスから失点すると、ダビド・ルイスがPKを献上し、2-2の同点で試合を終えた。

後半はワトフォードに完全に主導権を握られたアーセナル。試合後、エメリ監督が記者会見に臨み、本来のスタイルが全く出せなかった後半についてフラストレーションをあらわにするとともに、ワトフォードに狙われたゴールキックについても語った。

「2-2となり、フラストレーションは溜まっている。通常であれば、後半でその結果をコントロールすることができる。でも、そうではなかった」

「我々はドレッシングルームで、後半はより難しくなると話していた。なぜなら、彼らが我々を押し組むために通常のやり方を変えていたからだ」

「ただ、我々のゲームプランは、最初と同時だった。彼らが決めた事をする場合、彼らのプレスを壊す事。そのプレスを破れば、ミッドフィルダー、そしてその先の我々のチームの選手へと繋ぐことができる。そのゲームプランを続けるスペースがあった」

「でも、後半はそれができず、本当にイライラした。我々はゲームをコントロールできず、彼らのプレスを破ることができなかった」

「第一に、彼らが良いチームということ。彼らは昨シーズンここで、そのスピリットプレーした。その能力に加え、彼らはフィジカル的に強い。彼らには良い選手がいて、後半はそれを示した。その結果に値したと思う」

「我々は想定していた以上に苦労し、ボックスに入って得点するには、冷静さが必要であると話していた。それは望んでいたよりも少なかった」

「要約すると、我々は働く必要があり、改善する必要があるということだ」

また、1失点目のミスに繋がり、失点シーン以外でも危ういシーンが見られたゴールキックについて問われたエメリ監督は、狙いがあるものの改善しなければいけないとコメントした。

「(ゴールキックを再考する必要は?) はい。ただ、彼らのゴールの後、もう一度挑戦し、彼らのラインを壊し、アタッキングサードのスペースに入った」

「我々はそこで生まれた良いチャンスを決めきれなかったが、繰り返す必要があり、その能力も必要だ。ワトフォードがそうしていたように、今日のように我々にプレッシャーをかけようとするならば、破れるように改善していく」

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