Image: hackster.io

どんなにゴツい芝刈り機でも、土地の広さには勝てません。

一軒家にはよく手入れされた芝生の庭があって…というのがアメリカにある一般家庭のイメージですが、ぶっちゃけ芝刈りは面倒な作業です。

今ではiRobotのように自動芝刈りロボを出しているメーカーも少なくないのですが、やはりアメリカは広大な敷地がたくさんあるワケで、そんなときは重機のような乗り物型の芝刈り機が出撃します。

戦闘力の高そうな芝刈り機

まるでバトルモードになったゴーカートのような、SCAG社の「ターフ・タイガー」は、いかにもアメリカンな有人芝刈り機です。SCAGは商用芝刈り機の最大手として君臨しているメーカーなのです。

ゴツいですねぇ。彼らはこれでゴルフ場のように広い面積を刈り進めすのですが、やはり敷地が広いとそれすら大変です。

なので魔改造してみた

ということで、元NASAエンジニアであるロビーさんが、その「ターフ・タイガー」を魔改造し、無人で自動運転する芝刈り機にしてしまいました。

hackster.ioによりますと、芝刈り機はシートの両サイドにあるレバーで運転することから、ロビーさんはそれらを動かすロボット・リグを作った、とのこと。それは2種類のサーボと2種類のモーターで構成され、ドローンなどを操縦するために使う「SparkFun Pixhawk 4フライト・コントローラ」が搭載され、ジョイスティックからの遠隔操縦を可能にしたのでした。

芝刈り機には、アンテナセンサーなどナビゲーション機能に関する技術を詰め込んだアルミ製のバーが設置され、オートパイロットを可能にするソフト「ArduPilot」のミッションプランナーを使い、芝刈りをプログラムしています。なお、作業時の速度は、時速約6.1kmだそうです。

危ないのでマネしないでね

ロビーさんのブログDeep South Roboticsには、事細かな制作方法が記載されています。とはいえ危険な事故を起こしかねないので、この魔改造お勧めしない、とあります。まぁ気軽に出来るDIYではないので、どれほどの人が触発されるかわかりませんけども。

蛇足ですが、もしこの芝刈り機が太陽光発電すれば、1959年夏にアメリカが夢見ていたソーラー芝刈り機の実現となります。技術的には全然可能なので、次はそれに挑戦してもらいたいかなと思います。

Source: YouTube(1, 2), Deep South Robotics via hackster.io, SCAG POWER EQUIPMENT