バルセロナは16日、翌日に敵地で行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節のドルトムント戦に向けて、招集メンバー22名をクラブ公式サイトで発表した。

 エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがついにメンバーに復帰した。8月5日に右足ヒラメ筋を負傷し離脱を強いられ、今シーズン開幕後も全4試合を欠場していたが、試合前日の16日にはチーム練習でフルメニューを消化し、練習後にはメディカルチームからプレーの許可が下りたという。また、左手骨折で離脱していた新加入のブラジル代表GKネトも同様にプレーの許可が下り、メンバーにも選ばれている。

 また、クラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを果たしたギニアビサウ人FWアンス・ファティもメンバー入り。16歳322日で迎えるドルトムント戦でゴールを決めると、1997年10月にオリンピアコスのガーナ人FWペーター・オフォリ・クワエが17歳195日で樹立したCL最年少得点記録更新となる。

 一方、左ハムストリング負傷で離脱中のフランス代表FWウスマン・デンベレと右足を負傷した同代表DFサミュエル・ユムティティはメンバー外。また、バルセロナB所属ながらトップチーム選手たちとともにリストAでCLメンバーに登録された日本代表FW安部裕葵は選外となっている。

 ドルトムント戦の招集メンバー22名は以下の通り。

▼GK
マルクアンドレ・テア・シュテーゲン
ネト
イニャキ・ペーニャ

▼DF
ネルソン・セメド
ジュラール・ピケ
ジャン・クレール・トディボ
クレマン・ラング
ムサ・ワゲ
ジョルディ・アルバ
セルジ・ロベルト
ジュニオル・フィル

▼MF
イヴァン・ラキティッチ
セルヒオ・ブスケツ
アルトゥール
アレニャ
フランキー・デ・ヨング
アルトゥーロ・ビダル

▼FW
ルイス・スアレス
リオネル・メッシ
アントワーヌ・グリーズマン
カルレス・ペレス
アンス・ファティ

メッシがCLドルトムント戦のメンバーに入った [写真]=Getty Images