エストレマドゥーラ戦で決勝点を奪取 得点後には一直線にファンの下へ

 スペイン2部レアル・サラゴサの日本代表MF香川真司は現地時間15日、敵地での第5節エストレマドゥーラ戦に先発出場。後半35分に決勝点を挙げ、3-1の勝利に貢献した。スペイン地元メディアは「香川、愛情と団結」と題して、ファンとの良好な関係に言及している。

 今夏ドルトムントからサラゴサに完全移籍した香川は、エストレマドゥーラ戦で開幕から5試合連続でスタメン出場。チームは前半12分に先制したものの、後半9分に同点弾を奪われてしまう。しかし、試合終盤に香川が魅せる。1-1で迎えた同35分、FWルイス・スアレスクロスに合わせ、勝ち越しゴールを奪ってみせたのだ。その後、同41分にスアレスがダメ押し点を記録し、サラゴサは3-1の勝利を飾っている。

 香川は得点後、真っ先にスタンドへと走り出して雄叫びを上げており、呼応するかのようにファンボルテージも最高潮に達していた。地元メディア「スポルト・アラゴン」は「香川、愛情と団結」と題して、香川とファンの関係に注目している。

 記事では「日本人アタッカーは順調に適応していることを示し、ファンに感謝した」として、「レアル・サラゴサのファンシンジ・カガワは完全な団結を見せている」と言及。香川が試合後に「サラゴサのファンは素晴らしく、ピッチ内外での適応の助けになった」とコメントしたことを伝えている。また、スタンドに向けてアクションを起こした理由について、香川は「彼ら(ファン)を、そして自分自身を鼓舞したかったんだ」と明かしたという。

 目に見える結果で力強くサラゴサを牽引する香川は、ファンからの信頼も順調に勝ち取っているようだ。かつてドルトムントで築いたような“幸福な関係”を、スペインの地でも手にすることになるのかもしれない。(Football ZONE web編集部)

レアル・サラゴサMF香川真司【写真:Getty Images】