成和インターナショナル株式会社(本社:東京都町田市、代表取締役社長:岸川良己 以下、成和インターナショナル)は、消費者の利便性とブランドコミュニケーション力向上を図るため、キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)が提供する正規品判定クラウドサービス「C2V Connected(シーツーヴィ・コネクティッド)」を導入しました。


海外からの訪日外国旅行者は、2018年は3000万人を超え、過去最高を記録しています(※1)。そのなかで、品質の高さで定評のある日本の化粧品は、訪日外国人に高い人気があり、SNSの普及などから海外でも越境ECで売上が伸びるケースも増えています。

有機肥料かつ無農薬栽培のキダチアロエなどを用いた化粧品や、ヒアルロン酸原液等の商品の企画・制作・販売まで行う成和インターナショナルは、日本のみならず、中国をはじめとした海外でも販売を伸ばしています。特に、原材料からこだわった、太陽のアロエ社「ヒアルロン酸原液」は、中国や日本のSNS、コスメ総合サイト等で瞬く間に反響を呼び、現在も販売を拡大しています。一方で、2015年末頃より同社の模倣品が中国市場で確認されていました。

こうした背景のなか、成和インターナショナルはブランドの保護および強化の施策を検討してきました。2019年春にキヤノンITSが提供する正規品判定クラウドサービス「C2V Connected」の導入を発表、2019年6月から「ヒアルロン酸原液 80ml」に、「C2V Connected」のConnectedTag(※2)を貼付し出荷しています。本サービスは、消費者自らが商品に貼付されたConnectedTagをスマートフォンで読み取り、商品が正規品かどうかを簡単に判別できるものです。成和インターナショナルは本サービスを利用し、中国で利用者の多いSNS「WeChat」(※3)の公式アカウントからも判定できるようにし、消費者の利便性とブランドコミュニケーション力を向上する施策を講じています。また、模倣品かどうか疑わしい場合の問い合わせには、本サービスの利用を案内することで事態の拡大を防ぐと同時に、業務効率化と信頼性向上につながっています。

キヤノンITSは、システム構築、サービス導入の実績・ノウハウを生かしながら、正規品判定クラウドサービス「C2V Connected」の提案、販売を強化し、導入企業のブランド施策・コミュニケーション向上の支援や売上拡大に貢献していきます。

■成和インターナショナル株式会社の概要


■事例紹介セミナー
成和インターナショナルの事例をアライドアーキテクツ主催のセミナーにてキヤノンITSが講演します。
【開催概要】

正規品判定クラウドサービス「C2V Connected」の概要
「C2V Connected」は、スマートフォンを利用して誰もが簡単に正規品判定が行えます。国境をこえて「人」と「モノ」をリアルタイムにつなぎ(=「Connected」)、消費者とブランドを守るソリューションで、ブランドと商品の信頼性向上を支援します。正規品判定用アプリに加えて、中国で利用されているSNS「WeChat」の公式アカウントから正規品判定が可能です(※4)。
価格体系としては、ConnectedTag 1枚あたり、2次元バーコードタイプで5円から、RFIDタイプで50円から、本サービスを提供します。

(※1) 出展:日本政府観光局(JNTO) による「訪日外客数」
(※2) ConnectedTag:C2V Connectedを利用しオンライン判定が行えるIDタグ商品群の総称
(※3) WeChat:中国IT企業大手のテンセント(Tencent)社が提供するスマートフォン向け無料通信アプリ
(※4)本機能は、C2V ConnectedのWebサービス API (WS API) をユーザー企業に公開し、WeChat連携が可能。別途、連携先(WeChat)側における開発作業は必要。


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●報道関係者のお問い合わせ先
キヤノンITソリューションズ株式会社
企画本部 事業推進部 コミュニケーション推進課
03-6701-3603(直通)

●一般の方のお問い合わせ先
キヤノンITソリューションズ株式会社
SIサービス事業部 ソリューション推進本部 ソリューション企画部
03-6741-9181(直通)
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配信元企業:キヤノンITソリューションズ株式会社

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