いよいよ、待ちに待った紅葉の季節が始まります。夏のエネルギーを蓄えたように、赤や黄色に染まる樹々は、私たちを圧倒しますね。全国各地には、美しい紅葉の絶景があります。そこで、TABIZINEでは「全国紅葉の絶景」を連載でお届けします。今回は、新潟県の人気紅葉スポットです。


弥彦公園
写真提供:弥彦観光協会 

縁結びの滝を彩る紅葉 不動滝<新潟県南魚沼湯沢町


写真提供:公益社団法人 新潟県観光協会 

越後湯沢駅から徒歩20分とアクセスの良い「不動滝」。滝は二段の滝からなり、上の滝が「大ぜん」、下の滝が「小ぜん」。湯沢地方では滝を、「ぜん」と呼ぶようですね。落差20メートルの「大ぜん」は、二条に分かれた左の男滝と右の女滝が滝つぼでひとつになることから、若い男女がこの滝に祈りを捧げれば愛が芽生えると言い伝えられています。滝の手前には御神水があるので、縁結びにあやかれるよういただいて帰りたいですね。

不動滝

【紅葉時期】例年10月中旬~10月下旬
【住所】〒949-6101 新潟県南魚沼湯沢町大字湯沢
【公式サイト】公益社団法人 新潟県観光協会 
https://niigata-kankou.or.jp/spot/6925



日本一長いゴンドラから紅葉を覗き込む 苗場ドラゴンドラ<新潟県南魚沼湯沢町


写真提供:公益社団法人 新潟県観光協会 

日本最長片道約5.5kmの「苗場ドラゴンドラ」は、標高差約425mをアップダウンしながら、約25分の空中散歩。ちょっと面白い「ドラゴンドラ」の名付け親は、シンガーソングライターのユーミン松任谷由実氏)。アップダウンを繰り返し進む姿がドラゴンのように見えることから、名づけられたと言われています。絶景ポイントの14号柱まで登っていくと、そのあと谷へ向かって下り始め、スリル満点。約25分の間、美しい渓流やエメラルドグリーンに輝く「二居湖」の上を進み、カエデウルシイチョウ、ブナ、カラマツなど紅葉の世界にたっぷり浸れます。お値段は大人2,700円(ピーク時3,000円)ですが、利用者は「この景色を見られるなら大満足」「決して高くない」という声が聞かれます。美しい紅葉と迫力のアトラクションの一挙両得なので、乗って損はないようですよ。

苗場ドラゴンドラ

【紅葉時期】例年10月中旬〜10月下旬
【住所】〒949-6212 新潟県南魚沼湯沢町三国202
【催行時期】紅葉営業 2019年10月5日(土)~11月10日(日)
【乗車料金】大人2,700円(10/5〜10/11、11/5〜11/10) 3,000円(10/12〜11/4)
【公式サイト】苗場ドラゴンドラ 
https://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/dragondola/autumn/



もみじの緋さに酔う 弥彦公園<新潟県西蒲原郡弥彦村>
もみじ


写真提供:弥彦観光協会 

紅葉ライトアップ


写真提供:公益社団法人 新潟県観光協会 

約4万坪に及ぶ広大な「弥彦公園」には、滝や渓流、トンネルなどがあり、変化を楽しみながら紅葉を楽しめます。朱色に塗られた観月橋と紅葉は、写真映えする人気のスポット。紅葉の名所として知られる「もみじ谷」では、谷一面に植えられたもみじが華やかに色づき、美しい秋を満喫できますよ。

紅葉時期は夜間ライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。ライトアップ期間は2019年10月26日(土)~11月24日(日) 17:00~21:30(予定)。

弥彦公園 もみじ

【紅葉時期】例年10月中旬〜11月中旬
【住所】〒959-0323 新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦
【ライトアップ】2019年10月26日(土)~11月24日(日) 17:00~21:30(予定)
【公式サイト】弥彦観光協会 https://www.e-yahiko.com
散策マップ https://e-yahiko.com/old/PDF/park.pdf



いずれも胸がときめく、新潟県の紅葉の絶景。ぜひ見に訪れたいものです。

注意:記事掲載の情報は、2019年9月12日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

弥彦公園もみじ谷1