日本時間9月23日(月・祝)に行われるプライムタイムエミー賞の授賞式に先駆けて、クリエイティブアーツエミー賞の授賞式が14日と15日に米ロサンゼルスで開催された。米Deadlineなど複数メディアが報じている。

まずは史上初の快挙を成し遂げたベテラン俳優のブラッドリー・ウイットフォード(『ザ・ホワイトハウス』)。シーズン2から司令官ジョセフローレンス役で出演する米Huluオリジナルドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』で、ドラマ部門最優秀ゲスト男優賞を受賞した。

ブラッドリーは、2015年に米Amazonオリジナルトランスアレント』でコメディ部門のゲスト男優賞を受賞しており、ゲスト男優賞でドラマコメディ両方で受賞した初めての俳優となった。受賞コメントでは、「授賞式は正義を競う場ではない。状況という陰謀があり、私は恵まれた状況にあっただけだ」と運が良かったと述べ、受賞しなかった者を気遣った。

また『ハンドメイズ・テイル』について、「リジー(ジューン役のエリザベス・モス)の目を見ると、彼女はこの世代の声を演じていると思う。(ピューリッツァー賞受賞小説で1982年にメリル・ストリープ主演で映画化された)『ソフィーの選択』を見ているようだ。原作者のマーガレット・アトウッドの視点に感謝している。行動は、絶望の解毒剤なのだから」と語った。

また『ハンドメイズ・テイル』からは、需要なキャラクターを演じているチェリージョーンズ(『24 TWENTY FOUR』)がドラマ部門最優秀ゲスト女優賞を受賞。チェリーにとっては初のエミー賞受賞となり、男女ともに同作の出演者がこの枠を制した。

コメディ部門のゲスト女優賞は、米Amazonオリジナル『マーベラス・ミセス・メイゼル』コメディアンヌのソフィーレノンを演じたジェーンリンチ(『Gleeグリー』)が受賞。「このカテゴリーにノミネートされた全員が素晴らしく、とても光栄に思います。この作品に関われて、(クリエイターの)エイミーシャーマン=パラディーノダニエル・パラディーノに感謝します」と述べた。ジェーンにとっては、『Glee』でのコメディ部門助演女優賞を含め5度目のエミー賞受賞となる。

そして同じく『マーベラス・ミセス・メイゼル』から、レニーブルース役のルークカービー(『レクティファイ 再生』)がコメディ部門最優秀ゲスト男優賞を受賞。こちらも同作の男女が受賞する形となった。

また、史上最多32ノミネートされた『ゲーム・オブ・スローンズ』は、キャスティング賞、視覚効果賞、メイクアップ賞、スタント・コーディネーション賞、衣裳賞歴史劇/ファンタジー部門など10部門に輝いた。

実録ドラマ『チェルノブイリ』は、撮影賞、作曲賞、プロダクションデザイン賞などを7冠、Netflixオリジナルロシアン・ドール:謎のタイムループ』は、衣裳賞現代劇部門など3部門を受賞した。

日本時間9月23日(月・祝)のプライムタイムエミー賞ではどのような結果になるだろうか。FOXチャンネルでは午前9時から二カ国語版(同時通訳)で、今年も日本独占生中継となる。午前8時からはレッドカーペットも生中継予定。(海外ドラマNAVI

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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
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