天孫降臨の地として伝えられるくしふるの峰にある、高千穂町の槵觸(くしふる)神社で毎年開催されている秋季大祭「槵觸神社例大祭」が、10月14日(月)に開催される。

【写真を見る】槵觸神社から高千穂神社までを神輿などが渡御していく

神社本殿にて式典が行われたあと、13時からののろしを合図に、宮司などがまたがる御神馬やみこし、神楽、棒術などの隊列が槵觸神社から高千穂神社までを渡御。途中、子供みこしやスポーツ少年団などの余興隊とも合流し、往復3kmの行程をゆったりと練っていく。

高千穂町内にはたくさんの見物客が訪れ、町内には屋台が並び、訪れる家族たちで賑わいをみせる。

また、武道の神様でもある神社の祭神「タケミカヅチミコト」「フツヌシノミコト」にちなんだ350年の伝統ある奉納相撲もあり、小さな子供が泣き声で競い合う「うなり相撲」や、幼・保育園児、高校・一般などによる取組が境内の土俵で繰り広げられる。

高千穂町に鎮座する槵觸神社の例大祭に出かけて、神秘的な空気を満喫しよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)

御旅所で行われる伝統の神楽