トラックを利用した新しいサイクルレース『バンクリーグ 2019』の広島ステージが9月23日(月・祝) 、広島競輪場で開催される。

このレースにはオランダ自転車ロードレースのスーパースターで、「オランダの貴公子」の愛称をもつテオ・ボスが参戦。広島ステージ特別参加チームである、地元広島のロードレースチーム「ヴィクトワール広島」の選手として出場する。

テオ・ボスは、オランダヘルダーラント州ヒルデン出身。オリンピックでは銀メダル1回、世界選手権では金メダル5回、銀メダル3回、銅メダル3回の実績を誇る。日本の競輪にも2003年以降定期的に参戦しており、テレビや雑誌では「テオ様」の愛称で親しまれるなど、日本での知名度も高い。

バンクリーグ 2019』は自転車競技の発展と振興を目的に、ロードレースと競輪という自転車競技同士の協力から生まれたもの。国内の各競輪場で開催することで、ロードレースの枠を超えて各種サイクルスポーツのファン層拡大を図るとともに、観戦型スポーツとしての魅力の向上に取り組んでいく。

各ステージではUCIコンチネンタルチームを中心としたプロチームが、「3ポイントゲーム」などのルールで対抗戦を行う。すでに名古屋ステージ、松阪ステージを終え、この広島ステージは第3戦目にあたる。参加チームは以下の通り。

『バンクリー グ 2019』は自転車競技の発展と振興を目的に、ロードレースと競輪という自転車競技同士の協力から生まれたトラックレース対抗戦

バンクリー グ 2019』は自転車競技の発展と振興を目的に、ロードレースと競輪という自転車競技同士の協力から生まれたトラックレース対抗戦

・那須ブラーゼン(栃木県
・チーム ブリヂストンサイクリング静岡県
マトリックスパワータグ(大阪府
シマノレーシング(大阪府
・KINAN Cycling Team (和歌山県三重県愛知県
・ヴィクトワール広島(広島県)※特別参加

世界的な選手の参戦で、『バンクリーグ 2019』の注目度がますます高まることだろう。テオ・ボスの走りに期待が高まる。

『バンクリーグ 2019』の広島ステージに参戦するテオ・ボス