これまで中国の自動車メーカーは技術力が劣ると言われていたが、近年では飛躍的に技術力を向上させている。とはいえ、まだまだ日本車のレベルには追い付いていないようだ。中国メディアの今日頭条は10日、日本の自動車メーカーと中国の自動車メーカーとの差について分析する記事を掲載した。まだ20年以上の差があるとしている。

 記事は、自動車のなかでも「エンジン」、「トランスミッション」、「シャーシ」の分野で日本と中国のメーカーには大きな差があると指摘。特にエンジンでは、日本は1990年代ですでにエンジン品質の面で1つのピークを迎えたが、中国は21世紀初頭でも三菱製エンジンに頼る状況だったという。今でも日本のエンジンは信頼性が高くて燃費が良く、米国のテン・ベスト・エンジンにも日本のメーカーが選出されており、この点、中国メーカーはまだまだ及ばないという。

 さらに「高級車」の分野でも日本はリードしていると指摘。トヨタの「レクサス」や、日産の「インフィニティ」、ホンダの「アキュラ」など、80年代にはすでに高級ブランドを確立し、今では世界中で高い評価を得ているからだ。中国の自動車メーカーには「紅旗」を除けば高級ブランドがないため、大きく水をあけられていると論じた。

 最後に記事は、どれだけの差があるとしても、中国の自動車メーカーには世界最大の市場という「地元」の強みがあり、どんな海外メーカーよりも中国人のことをよく理解していると主張。中国メーカーはドイツ車と日本車の良い所を学び取って中国人に合った自動車を製造できるはずであり、海外メーカーとどれほどの差があったとしても、中国人は自国メーカーを支持すべきだと結んだ。

 記事は、中国の自動車メーカーの将来的な発展に期待しているが、寄せられたコメントを見ると、「日本車と比べずとも、韓国車と比べても大きな差がある」、「日本と中国の差は技術だけでなく、より重要な事として心の差が大きい。日本は良いものを国民に提供するが、中国は手抜きをして材料をごまかす」、「国産車は日本車より中国人を騙すことに長けている」など厳しいものばかりで、中国人自身も、日本との差の大きさを実感しているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本の自動車メーカーと我が国のメーカーにはまだ「20年以上もの差」がある=中国メディア