都内だと年収350万円でもきつい?

キャリコネニュース9月14日掲載した「20代女子の貯金額は?」という記事がネット上で話題になった。20代の女性としては比較的高い給料の人たちが、

「収入と支出が同額でなかなか貯まらない」(年収440万円/現在貯蓄額80万円)
「基本給が低く、残業しないと手取りが上がらないため貯金額を増やせない」(派遣社員/年収340万円)
「親の仕送り、税金の支払いがしんどい。毎月沢山お給料頂いてもジリ貧です」(大阪府/年収350万円)

などと嘆く声があった。

これに対して、ガールズちゃんねるでは、「20代女ですが年収200万なんだけど…」「年収350万もあるのに貯金ゼロとかどれだけ無駄遣いしてんだろう」などと厳しい声が上がっていた。(文:okei

300万以下で苦しんでる若者は沢山居ると思う。350万なら絶対に貯金は可能です」

記事では、同じ20代でもひとり暮らし、実家、結婚などのライフスタイルによって違うという側面も伝えているが、コメントにも同様の意見は多かった。

「実家暮らしなら貯金できるけど一人暮らしだと無理だよ。そもそも300超えてる人自体が少ない」
300万以下で苦しんでる若者は沢山居ると思う。350万なら絶対に貯金は可能です。金銭感覚が現実でない人が多すぎる」

など、記事に出ていた例が高くて、自分が感じている現実と合っていない、と不満を漏らす人もいた。

国税庁の民間給与実態統計調査(2017年)によると、女性20代の平均年収(支給総額)は、20代前半で243万円、後半で318万円だ。240万円なら手取りは190万円ほどで、320万円なら手取り250万円ほどになる。女性20代で年収340万は、平均より若干高めではある。ただ、税金を引いた手取りは264万円ほどで、さほど高収入ともいえない。だがコメントには、

「女性で残業なしで340万は決して少ない方じゃない。問題はもっと少ない人がたくさん居る事だね」

という声もあった。

確かに、男性の平均年収は50代前半まで上がり続けてピークは677万円だが、女性は20代後半から50代前半まで300万円台で推移する。50代後半以降は200万円台だ。女性は男性よりも非正規雇用が多く、これまでは結婚・出産などのライフイベントで働き方が変わることが多かったからだろう。

貯金は生活の基盤が整った上でするものなので、仮に独身ひとり暮らしで年収200万円台となると、さほど貯金できなくても仕方ないのではなかろうか。

「ファストファッションブランドバッグは持たず、外食もしない」が貯めるポイント

一方で、堅実貯金派もチラホラ見受けられた。

「正社員3年目で年収280万だけど80万くらい貯金あるよ。服とか化粧品とか我慢すれば貯められる」
20代で手取り18万、都心近くの一人暮らしで奨学金も返済してるけど、毎月少しずつ貯金もできるし、デパコスも買えるしライブとかも行けるよ」

とのこと。「ただ服はユニクロとかばっかりだし、ブランドバッグなんか持ってない。外食も殆どしない」など、締めるところは締めるのが貯めるポイントのようだ。

とはいえ、まずは給料が上がって欲しい、上がるという希望が欲しい、というのが彼女たちの本音だろう。女性活躍推進法が施行されて3年。職場のルールや意識の改革で、ライフイベントが収入減につながることなく、今後の性別格差が少なくなってくれると良いのだが。