2019年9月23日付(集計期間:2019年9月9日~2019年9月15日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、竹内まりやの40周年記念アルバム『Turntable』が2週連続となる総合首位を獲得した。

 9月4日にリリースされた『Turntable』は、初週94,527枚を売り上げてCDセールス1位をマーク。そして2週目となる当週は、26,712枚を売り上げて再びCDセールス1位となり、累計売上は12万枚に達した。一方ルックアップは、前週から5ランクダウンの7位となったが、今週末の9月21日レンタル・ショップでの取り扱いがスタートするため、次週以降に再浮上する見込みは高い。

 今作『Turntable』は計3枚組構成となっており、ディスク1にあたる“More Expressions”の収録曲は、2008年にリリースされた30周年記念ベスト・アルバム『Expressions』に収録されなかった楽曲から厳選されたものとなっている。こういった背景もあってか、『Expressions』は前週、14週ぶりの100位内返り咲きを果たして46位となったが、当週はさらにランクアップ、34位にエントリーした。CDセールスでは2,498枚を記録して16位をマークしており、累計売上は95万枚に。このまま新作リリースの波及効果を維持して、100万枚の大台に辿り着くことができるか、注目トピックの一つと言える。

 続く総合2位は、こちらも前週から順位維持となった矢沢永吉『いつか、その日が来る日まで...』が獲得。当週は20,447枚を売り上げてCDセールス2位、ルックアップは12位をマークしている。そして3位には、嵐『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が前週から1ランクアップしてエントリー。2週ぶりのトップ3入りを果たした。当週は16,201枚を売り上げてCDセールス3位、累計売上は210万枚を記録。また、ルックアップは4週連続9週目となる1位をマークしており、発売から12週目が経過するも、いまだにそのチャート・アクションからは高い需要が窺える。

 当週リリースの新譜作品で最上位を記録したのは、MMORPGFINAL FANTASY XIV』のオリジナル・サウンドトラック『SHADOWBRINGERS:FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack』で、8,170枚を売り上げてCDセールス5位、3,038DLを売り上げてダウンロード1位、総合では4位に入った。当チャート集計対象外メディアでのリリースとなったため、ルックアップはブランクとなったが、フィジカルとデジタルの両セールスが好調な滑り出しを見せている。そして総合5位には、マカロニえんぴつの5thミニアルバム『season』がデビュー。10,621枚を売り上げてCDセールス4位となり、これが牽引してトップ5入りを果たした。前作『LiKE』の初週41位がこれまでの最高位だったので、今作で自己記録を大きく更新した形となる。


◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『Turntable』竹内まりや
2位『いつか、その日が来る日まで...』矢沢永吉
3位『5×20 All the BEST!! 1999-2019』嵐
4位『SHADOWBRINGERS:FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack』(ゲーム・ミュージック)
5位『season』マカロニえんぴつ
6位『天気の子RADWIMPS
7位『BOOTLEG米津玄師
8位『aurora arc』BUMP OF CHICKEN
9位『GUNDAM SONG COVERS』森口博子
10位『DEEP BLUE9mm Parabellum Bullet
11位『プロミス!リズム!パラダイス!』(アニメ)
12位『瞬間的シックスセンス』あいみょん
13位『The Beginning Of The EndDREAMCATCHER
14位『エルマ』ヨルシカ
15位『LOVE』菅田将暉
16位『ラヴァー』テイラー・スウィフト
17位『834.194』サカナクション
18位『Finally』安室奈美恵
19位『ツキウタ。シリーズ SixGravityベストアルバム2「黒望月」』Six Gravity
20位『us』milet

【ビルボード】竹内まりや『Turntable』総合アルバム2連覇 嵐ベスト『5×20』はトップ3返り咲き