カタールのアル・サッドを率いるチャビ・エルナンデス監督は、マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングがいずれ“世界最高選手”の座に立つと考えているようだ。イギリス『デイリー・ミラー』が伝えている。
若くしてその才能が認められ、2015年夏にリバプールからシティに加入したスターリング。加入初年度こそ公式戦46試合11ゴールとまずまずな成績だったが、2016-17シーズンにジョゼップ・グアルディオラ監督が就任すると劇的に成長。昨シーズンには公式戦51試合25ゴール18アシストを記録して、プレミアリーグ連覇を含む国内3冠に貢献した。今シーズンもここまで公式戦6試合6ゴールを記録している。
そんなスターリングをチャビは大絶賛。さらには、長年、フットボール界をけん引してきたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに割って入る選手としてもイングランド代表アタッカーを指名している。
「メッシと(クリスティアーノ・ロナウド)ロナウドは、長年にわたって世界最高の選手に贈られる賞を独占してきた。彼らの前の時代を思い出すことが難しいくらいにね」
「メッシは私にとって史上最高の選手だ。両選手ともにとても高いレベルでプレーしているが、そこに誰かが割って入る必要がある。ただ、その時が来るのは、それほど遠くないと思っている」
「将来、世界最高の選手になる可能性がある選手として、ネイマール、(キリアン・)ムバッペ、(モハメド・)サラー、そしてスターリングがいる。そして、私はスターリングがそのレースを制すと思っている」
「彼は常に良い選手で危険なプレーヤーだ。そして、ペップの下で世界最高の選手の一人になった。私は彼の働き方を知っているが、きっと(シティに)就任してから密に指導してきたんだろう。彼の改善する必要がある点、取り組む必要がある点についてね」
「その結果が今だ。彼はまだ若い。世界最高の選手になるだろうね」
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