過去にも起きているアイドル襲撃事件。今度は、東京都江戸川区でその事件が起きた。熱狂的なファンの暴走をしらべぇ取材班が追跡。
■アイドルと面識があった
警視庁捜査1課は17日、強制わいせつ致傷と邸宅侵入の疑いで、さいたま市北区東大成町に住む無職の男(26)を逮捕した。
逮捕容疑は1日午後11時ごろ、20代の女性が住む東京都江戸川区のマンションのエントランスで、後ろから女性の顔にタオルを押し当てて引き倒した上、体を触るなどして顔に1週間のけがを負わせたもの。
女性がライブを終えて帰宅したところ、男がオートロックドアの内側で待ち伏せていたという。男は女性が悲鳴を上げたため逃走したが、防犯カメラの画像などから浮上した。
警察によると、男は女性が所属する地下アイドルユニットのライブに毎回参加する熱狂的ファンで、女性と面識があったとのこと。これまでに、ストーカー等の相談はなかったという。調べに対して、「私がやったことに間違いない」と容疑を認めている。
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■過去にも…
2016年5月上旬、東京都小金井市で音楽活動をしていた地下アイドルの大学生(当時20歳)が、ファンの無職の男(当時27歳)にナイフで刺されて重傷を負った事件。犯人の男は、懲役14年6カ月の判決を受け現在服役中である。
その女性が、母親と共に7月10日、警視庁を管轄する東京都と元所属事務所などに約7,600万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。女性は「再三、危険性を伝えていたにもかかわらず、警視庁が必要な警備を怠った」と主張。
会見で、「事件から3年が経ちますが、一日も忘れたことはありません。警察とのやり取りの中で、3年間警察はこちらからの質問に一切答えてくれませんでした」と語った。
■ファンとの距離が近すぎると…
地下アイドルというファンとの距離の近さが、こういった事件に繋がっているいるのではという意見もあがっている。
「ファンと近すぎるとこうなる。絶対ファンの中には内に秘めた本物の変態がいるやろうけど、見抜けないしな」
「あくまでもアイドル(幻想)であって、リアル(現実)ではないことを改めて考えたほうが良いと思う」
「有名無名問わず数が増えすぎた為、運営側も一人一人の警備にまで手が回らず、アイドルという職業が非常に危険な職業となってしまっている」
夢を売るアイドルとの距離感を、ファン自身がしっかりと考え、それを守っていく必要があるだろう。
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