数々の軽犯罪や詐欺行為を重ねてきた男女は、警察官や法を恐れる気持ちがすでに薄れていたのだろうか。パトカーに乗せられても、2人はなおもふざけきっていた。
■酔っ払いでバイク2人乗り
米国フロリダ州ナッソー郡のアメリア島で、このほど無灯火のうえフラフラしながらバイクに2人乗りしていた男女のカップル。危うく車にはねられそうになり通報され、現場に急いだ郡保安官代理により逮捕された。
男女はともに酒臭く、バイクを運転していた男には危険運転のほかにDUI(アルコール・薬物の影響下の運転)の罪も加わることになったが、犯した罪はそれだけにとどまらなかった。その後に女も仰天行為に出たのだ。
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■パトカー後部座席で性行為
ナッソー郡保安官事務所に連行するため、パトカーの後部座席に乗せられたアーロン・トーマスという31歳の男と、ミーガン・モンダナロという35歳の女。保安官代理は調書を作成し、乗っていたバイクを片付けるなどの作業で、少しの間2人から目を離したという。
やがて車に乗り込んだ保安官代理は、後部座席の様子に仰天した。男は下半身裸で、女も穿いていたズボンを下げ、2人で性行為をしていたという。
■男女とも前科者
保安官代理が2人を無理やり引き離したところ、トーマスは手錠をはめたまま車から降りて逃走。近くにあるアイスクリームショップ『コールド・ストーン・クリーマリー』の裏手でやっと身柄を拘束することができた。
トーマスは詐欺罪や公務執行妨害で46日間服役していたことがあり、モンダナロも仮釈放中の違反行為で60日間服役していたことが判明。軽犯罪を含めれば、ともに大変な犯罪歴があることもわかった。
■年貢の納め時か
2人の身柄は現在郡拘置所にあるが、モンダナロにのみ設定された日本円にして135万円ほどの保釈保証金が支払われたとの情報はまだ入っていない。
ふざけきったこの男女には今度こそ厳罰が必要であろう。起訴にあたってはDUI、無灯火、危険運転といった道路交通法違反のほか、公然わいせつ、逃走、法の侮辱など、ありとあらゆる罪状の追加が検討されているという。
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