東京ゲームショー
12日より千葉・幕張メッセで開催されている<東京ゲームショウ 2019>(以下、TGS 2019)で、半導体素子メーカーのインテルが、先立って発表されたインテルeスポーツへの新たな取り組み「Intel World Open」(以下、IWO)の内容について、13日に会見発表を行った。

インテルのeスポーツへの新たな取り組みとは?

IWOは、2018年の平昌冬季オリンピックに先駆けて初めて行われたeスポーツイベント<Intel Extreme Masters 平昌大会>を発展させたもので、2020年2月から予選がスタートする。 インテルはこれまで約10年以上の間、eスポーツに関連したイベントを行っており、その最たるものが<Intel Extreme Masters>(以下、IEM)。これまで80回近くの大会を開催しており、直近では今年5月にシドニーで行われた大会が2万3千人の来場者、2千万人のオンラインビューワを記録している。そして日本での取り組みとしてはIWOが初となる。 発表会に出席したインテルの鈴木国正社長は、これまでインテルeスポーツに対する取り組みとして行われた<Intel Extreme Masters>(以下、IEM)とIWOの違いを説明。IEMがプロフェッショナルプレーヤー参加による大会であるのに対し、今回「日本でeスポーツの裾野を広げるために」という目的のため一般公募形式とし、プロ・アマ問わず参加できる大会であることを説明した。 IWOは「ストリートファイターV」「ロケットリーグ」の2つのゲームが対象。大会は、2020年2月から予選が開始される。12カ国の選抜、世界8地域、日本とオンライン予選が三つの枠に分かれており、それぞれの予選を勝ち抜いたチームが2020年7月にZepp ダイバーシティ東京で行われる決勝で戦う。対戦形式は、3対3のチームバトルとなり、大会賞金は総額25万ドル。 また、この日はこのイベントに対して10月に大阪、12月に東京にてキャンペーンイベントが行われることを発表。合わせて鈴木社長はパートナー企業の代表を紹介するとともに「この企業の皆様とこの数年間、じっくりと時間をかけて、この業界を盛り上げていきたいと思っています」とイベントに向けての意気込みを語った。 TGS 2019でインテルは、Intel Corei9、i7などの現行主要モデルのCPUを搭載したPCを取りそろえ「ストリートファイターV」「ロケットリーグ」が体験できるブースが用意されている。 東京ゲームショー 東京ゲームショー 東京ゲームショー その他、スマートフォン/モバイル端末ブランドのXperiaのブース内にある「Smartphone Special Area」では、スマートフォンで「Identity」「コンパス」といったゲームを、最大5名まで実際に対戦できるブースを用意。さらに「荒野行動」でのサバイバルが楽しめる「生き残りチャレンジコーナー」、ミニゲームが楽しめる「バラエティーコーナー」といったブースを用意、ビジネスデーにもかかわらず多くの人が詰めかけ、明日からの盛り上がりを予感させる熱気を放っていた。 東京ゲームショー 東京ゲームショウは毎秋幕張メッセで開催されている世界的なゲームの総合展示会で、今年はスマホゲームeスポーツなどの関連企業が全650社以上出展されており、ゲームにおいては1300タイトル以上の種類が展示された。 東京ゲームショー 東京ゲームショー

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