SNSラットフォーム「探探」は12日、「2019年都市他郷青年に関する調査報告」を発表した。「報告」は、北京、上海、広州、深セン、杭州、南京、武漢、成都、重慶、西安10都市で暮らす18歳から35歳までの他郷出身の青年を対象としたサンプリング調査の結果について、生活状況、感情の傾向、経済力、地域など多方面から分析を行い、取りまとめたもの。中国新聞網が伝えた。
報告からは、故郷を離れて暮らす若者の多くにとって、自分の仕事と家族関係との両立が難しいことが見て取れる。若者の約6割は、「1年365日のうち、父母と一緒に過ごせる時間は10日間未満」と答えた。都市に住む若者のうち、「1年で両親と一緒に過ごせる時間」が「3日間以内」と答えた人の割合は6.5%、「3日間から10日間」が最多で53.1%、「10日間から30日間」は30.9%、「1カ月間以上」は9.5%だった。
故郷を離れて頑張って仕事をしている年数が長ければ長いほど、毎年帰省して両親と一緒に過ごす時間は少なくなっている。「1年で両親と一緒に過ごす時間が10日間未満」の若者を大都市における勤続年数別に見ると、「1年以上2年未満」の人の割合は27.1%だったが、「2年以上3年未満」は44.2%、「3年以上5年未満」は58%、「5年以上8年未満」は59.8%と、だんだんと増加傾向にある。そして、「8年以上他郷で働いている」若者が、1年で両親と一緒に過ごす時間が10日間未満である割合は61.7%に達した。
故郷を離れて就職する多くの若者にとって、都市での住まいは、ある意味「家」という意味合いがあるかもしれない。たとえそれがせいぜい十数平方メートルの広さで、その灯りは自分一人が寝起きする空間しか照らすことができないほどであったとしてもだ。
若者の63.2%は、「1年以内に一回以上引っ越しを繰り返した」と答えた。うち、「1年で3回以上引っ越した」人は31.6%に上った。
調査対象となった10都市のうち、他郷出身者が最も頻繁に引っ越した都市は、北京と武漢だった。これに対し、引越しの頻度が少なく住居が最も安定していた都市は重慶と成都。住居への定着度から10都市のランキングを見ると、定着度が高い都市から順に、重慶、成都、西安、広州、杭州、深セン、南京、上海、武漢、北京だった。
また、「故郷のおふくろの味を求める方法」について尋ねたところ、若者の61.4%が、「フードデリバリーを利用する」と答え、「実家で親が作ってくれた料理を自分でも作ってみる」人は24.1%、「郷土料理レストランに食べに行く」は8.9%だった。
彼らは、食べ物でホームシックを紛らわそうとしており、家族に「良い知らせだけ伝え、悪い知らせは伝えない」ことを習慣としていた。都市に出て奮闘する若者が微信WeChatのソーシャル機能の「モーメンツ」で自分の家族をブロックする理由トップ5は、「感情的に落ち込む投稿内容だから」、「仕事が順調ではないから」、「体調的にやや不調だから」、「深夜に遊びに出かけるから」、「投稿内容が物議を醸しだすような内容だから」だった。
大都市で働く若者にとって、毎月の支出の中で大きなウェイトを占めるのは、家賃もしくは住宅ローンだった。都市で働く若者のうち、「月収の4分の1以上は、家賃または住宅ローンで消えていく」と答えた人は72.1%に上った。このような状況とは対照的に、小都市に住む若者の場合、「家賃または住宅ローンの負担が月収の4分の1を上回る」人の割合は12.4%にとどまった。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

SNSプラットフォーム「探探」は12日、「2019年都市他郷青年に関する調査報告」を発表した。写真は中華料理。