1979年の「マー姉ちゃん」のヒロインを務めた熊谷真実も、歴代ヒロインが登場したことが話題になったNHK朝ドラなつぞら」で、残念ながらお目にかかれなかった一人だ。

 2012年に18歳年下の書道家男性と再婚(最初の夫は劇作家のつかこうへい氏)して注目されて以降、話題にのぼることは少ないが、質の高い舞台に映画にと活動中だ。

「87年の映画『女衒 ZEGEN』での艶演技を披露しています。はだけた浴衣からのバストは推定Cカップ。生々しく色っぽいシーンにコーフンさせられました。そんな彼女も59歳となりましたが、今年4月に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に夫婦そろって出演した姿を見ると、まだ若々しく元気いっぱいでしたね」(ワイドショー関係者)

 一方、80年の「虹を織る」のヒロインを務めた紺野美沙子は今、女優としての活動よりも環境問題や震災復興への取り組みに熱心だ。

「清純派ひと筋の彼女でしたが、80年代には男性誌でバストの先端部分が透けたショットを披露していました。83年、テレビ朝日系の月曜ワイド劇場『血液型なんて怖くない』でも、なんと地上波にしてバストトップまで御開帳。ドラマで人気女優の美身が見られたいい時代でしたね」(芸能記者)

 学園ドラマのヒロインとして大人気となり、84年の「心はいつもラムネ色」でヒロインを務めた藤谷美和子の場合は、今後も朝ドラ再出演も難しいところか。

「様々に奇行が伝えられており、女優活動は行っていません。『心はいつも──』と同年の映画『海燕ジョーの奇跡』では、時任三郎にもみくちゃにされる中、一瞬ながらバストトップも初披露しています。もともと女優魂のある彼女への評価は、今も決して低くない。復帰を待望するファンはいまも多いのですが」(映画ライター)

 若き日の彼女たちの輝きは、今の広瀬すずにも決して劣らぬものであった。

(露口正義)

アサ芸プラス