9月15日放送の「林先生の初耳学」(TBS系)に、林修の教え子で東京大学の後輩でもあるクイズ王・伊沢拓司が出演。現役東大生に解けなかった超難問を携え、林に戦いを挑んだ。

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■ “シルバー”の語源は白髪じゃなかった!

以前、「20年以上東大生を見てきた僕から言わせていただくと、(東大生の中でも学力が下の方の学生は)“スッカスカ”です。かつての東大生とはクオリティーが違う」と番組で現役東大生を“批判”していた林。そこで立ち上がったのが、東京大学を卒業し東大大学院に在籍する伊沢。東大生のプライドを守るため、超難問を携えて番組にやってきた。

伊沢が作成した問題をあらかじめ現役東大生100人に解いてもらい、その中から正解率がたった1%だった超難問を林に出題。林先生、当然正解できますよね?…という企画趣旨に、林は「ガチじゃん!」と戦々恐々。

しかも、東大生のレベルを知るためVTRで紹介された正解率10%の問題が「なぜ高齢者のことを“シルバー”と呼ぶのか」というなかなかの難問。この問題は林にも初耳だったらしく、問題のレベルの高さに驚きの表情を隠せない。

ちなみに正解は、白髪の色から…ではなく「1973年に電車の車内で初めて優先席が作られた際にシートに銀色の布が使われたから」。その席を“シルバーシート”と呼んでいたことから、“シルバー”自体が高齢者という意味で認識されるようになったのだという。

■ 「ポロシャツは何のために作られた?」

“東大生の正解率1%の超難問”として林に出題されたのは、「ポロシャツは、イギリス発祥のスポーツ“ポロ”のためにつくられたものではない。では、一体何のために作られたのか?」というもの。

正解は「もともとはテニスユニフォームとして作られた」。元テニス選手でアパレルブランド「ラコステ」の創業者でもあるルネ・ラコステがポロのユニフォームからヒントを得てテニスユニフォームとして開発。それがのちにポロのユニフォームにも取り入れられ、“ポロシャツ”と言われるようになったのだという。

ほとんどの東大生が知らない超難問だが、林はこの問題にみごと正解し、メンツを保った。クイズ対決に勝ちご機嫌の林に、伊沢は「ちょとやられましたね、これは」と苦笑い。2人のクイズ対決はSNSでも「林先生と伊沢さんのハイレベルクイズ対決面白い!」といった声が上がるなど注目を集めたほか、紹介された難問にも視聴者から「シルバーの語源って白髪じゃないんだ!?」「ポロシャツがもともとテニスウエアとして作られたとは知らなかった。さすが林先生」といった声が上がっていた。

次回の「林先生の初耳学」は9月22日に放送する。林先生が“恋愛の教祖”柴門ふみから不倫のリアルを学ぶ新企画を送るほか、『アンミカ先生が教えるパリコレ学2』では世界的ドレスデザイナー・桂由美が特別講師として登場し、ショー形式で査定を行う。(ザテレビジョン

林修と“初耳コンシェルジュ”役の大政絢