18日に開幕したチャンピオンズリーグ(CL)・グループDの初戦でアトレティコ・マドリーと対戦したユベントスのマウリツィオ・サッリ監督がドローに終わった試合を振り返っている。イタリア『メディアセット』が伝えている。

イタリア王者として臨んだユベントスは、昨季のラウンド16でも激突したアトレティコと対戦。試合は後半にMFフアン・グアドラードとMFブレーズ・マテュイディのゴールで2点リードを得る展開となったが、終盤に追いつかれドロー発進となった。

勝利目前でこのような結果となってしまったものの、サッリ監督は「ポジティブな引き分け」と前向きに捉えている。

「我々の本当の姿を示すことが出来た。直近のパフォーマンスと比べてはるかに良くなっていたよ。ポジティブな引き分けだ」

「しかし、試合をほとんど手中にしていただけに少し苦味のあるものだった。我々は勝ち点「3」に近づいたが、決勝点を奪うことが出来ず「1」にとどまった。ツケを払わされてしまったね」

また、セットプレーからの2失点に関してこのように言及している。

「この場合、人を守備するのはあまり意味のないことだ。アグレッシブに注意深くならなければならない。(2失点目の)CKからのゴールは仕方ない。相手のストロングポイントだ。スローで予測できるボールではあったがね」

とはいえ、やはり今回の試合は前向きに捉えているようで、4日前に行われたフィオレンティーナ戦を引き合いにし、チームが改善されたことを語っている。

「あの試合はネガティブな状況にあった。だが、我々は敗戦から学ぶことが出来る。だからフィオレンティーナ戦はいい教訓になったよ。今日の試合は、我々は決定的で練習でトライしたことを成功させることが出来た。フィレンツェでは自らのミスが響いてしまった」

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