Activision BlizzardCall of Duty: Mobile10月1日に日本を含む全世界を対象にリリースすると発表した。本作は人気FPS『Call of Duty』シリーズのモバイル向け基本プレイ無料の新作ゲームだ。プラットフォームはiOS、Androidとなっている。

 『Call of Duty: Mobile』のメインのゲームモードはマルチプレイヤーモードになる。チームごとに分かれて主力を決するチームデスマッチや、拠点を取り合うフロントラインといったルールを楽しむことができる。またマップもこれまでのシリーズに登場したニュークタウン、クラッシュハイジャックドなどが本作にも登場。フレンドと協力しながらプレイすることも可能だ。また今後のアップデートでバトルロイヤルゾンビモードなど、さまざまなゲームモードが追加されていくという。

 プレイを重ねていけば、これまでのシリーズに登場した様々なキャラクター、武器、アウトフィット、スコアストリーク、ギアを獲得できる。こうしてアンロックを重ねることによって、自分のスキルに合ったキャラクターを作り出すことができる。

(画像はYouTube 「Call of Duty: Mobile – Available October 1st」より)
(画像はYouTube 「Call of Duty: Mobile – Available October 1st」より)
(画像はYouTube 「Call of Duty: Mobile – Available October 1st」より)
(画像はYouTube 「Call of Duty: Mobile – Available October 1st」より)
(画像はYouTube 「Call of Duty: Mobile – Available October 1st」より)
(画像はYouTube 「Call of Duty: Mobile – Available October 1st」より)

 またランクプレイとクランシステムも実装されている。プレイヤー同士で技量を競い合って試合に勝つとランクが上がるポイントを獲得、逆に試合に負けてしまうとペナルティでポイントを失ってしまう。これまでの『Call of Duty』シリーズではブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナダイアモンドマスターなどのランクがあったが、本作でランクに応じて入手できる報酬がありそうだ。またクランシステムとは、チームに入ることによって、相手チーム同士と戦ったり、ランキングを競ったりすることができそうだ。

 本作はモバイル向けに最適化されており、すでに一部地域で初期アルファテストを実施。モバイルでも低レイテンシー、高レスポンスコントロールを実現できるように開発されているという。あの大人気シリーズ『Call of Duty』がFPSとしてモバイル進出するため、注目度が高い本作。モバイルでどのように『Call of Duty』らしさが追求されているのか、その実態が明らかになるのは、もうしばらくのしんぼうだ。

ライター/福山幸司

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman