「ミス慶應コンテスト2019」ファイナリストの女性が、ミスコンのプロデューサーからセクハラ被害を受けていたと週刊文春が報じた。ミスコンの運営委員会が記事内容を否定する一方、ファイナリストの女性は「セクハラに関する出来事は全て事実」と反論。両者の意見は食い違っている。


週刊文春は、ミス慶應コンテストのファイナリストに選出された濱松さんによるセクハラ告発を掲載。濱松さんは、運営委員会プロデューサーを務める40歳の男性から深夜にクラブへ連れて行かれ、「スカートの上からお尻を触られ」たという。濱松さんがかわそうとしても、男性は「ラウンジ嬢ごっこしよう」と言いやめず、「何度も拒んだのですが、顔を背けた瞬間に頬にキス」されたとのこと。また、濱松さんに対して20万円支払うという話もあったという。


ミス慶應コンテスト運営委員会は、この記事について「公開された記事に関しては大幅に事実と異なる内容」とTwitterで否定。「運営が濱松本人から直接報告を受けている事実と大きく相違があり、濱松本人の証言の記録もございます。ここまで事実と異なる記事がなぜ公開されたのか、文春及び濱松本人に確認中です」とコメントした。


しかし、濱松さんはこのコメントを「ミス慶應の公式垢から否定文が出ていますが、記事になった8月2日のセクハラに関する出来事は全て事実です」と、さらに否定。両者の意見は食い違い、対立が深まっている。なお、濱松さんはミスコンを辞退せず、「ファイナリストを降りる気もありませんしこれからも活動に励んでいくつもりです。変わらぬご声援の程よろしくお願い致します」としている。


画像は濱松さんのTwitterスクリーンショット