お笑いコンビの「EXIT」が9月17日深夜放送の「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)に出演。9月5日発売の「週刊文春」で兼近大樹に逮捕・有罪判決の前歴があることをスクープされて以来、初めて日本テレビの番組への出演を果たした。

「EXITの民放出演は、9月14日深夜放送の『ゴッドタン』(テレビ東京系)以来となりました。彼らが登場したのは『クイズ!これ知らないとヤバイっしょ!!』と題したコーナーで、冒頭では“EXITとフワちゃん新コーナー”とのテロップを表示。今後もEXITを起用し続けると宣言したも同然でしょう。さらに9月19日放送の『THE突破ファイル』にもEXITが出演しており、日テレではEXITを文春砲以前と変わらずに使い続けるようです」(テレビ誌ライター)

 今回の「ウチガヤ」出演には一部の視聴者が批判を寄せているものの、ネット上ではEXITの復帰を歓迎する声のほうが大きいようだ。そうなると気になってくるのが、他局の動向ではないだろうか。

テレビ朝日では9月19日深夜放送の『お願い!ランキング』にて、ネタ見せ企画の“ネタサンド!”にEXITが出演。テレ朝では闇営業問題で謹慎処分となった宮迫博之を『アメトーーク!』の画面上から消し去る編集で話題になりましたが、兼近のほうはすでに決着している過去の事件であることから、出演解禁に踏み切った模様です。残るはTBSとフジテレビですが、TBSではすでに9月28日放送の『オールスター感謝祭‘19』にてEXITの不参加を発表済み。それゆえTBSへの復帰は早くても28日以降になるでしょう。一方のフジは文春砲直後の9月7日に『さんまのお笑い向上委員会』、そして9月9日には『でんじろうのTHE 実験』と、EXITの出演番組を特に編集を加えることなく放送。それ以降は新規の出演は途絶えているものの、他局の出方を見ながら10月以降にはEXITを解禁する可能性が高そうです」(前出・テレビ誌ライター)

 では、こういった対応の民放に対してNHKはどう動くのか。EXITを巡るテレビ業界の動向からはまだまだ目が離せないようだ。

アサ芸プラス