東日本大震災により、東京電力福島第一原発事故が発生し、業務上過失致死傷などの罪で起訴されておりました、東電の旧経営陣が無罪判決をされているということです。これらの事故はネット上など世論では「人災ではないか」ということで有罪判決が出ることを想定しておりましたが、今回の結果に不満が爆発しているようです。

無罪判決

今回の焦点は、2011年3月の東日本大震災に伴う津波により発生した事故で以下のように起訴されているということです。

海抜10メートルの原発敷地より高い津波が押し寄せて事故が起きることを予見できたのに、原発の運転を漫然と続け、「双葉病院」と介護老人保健施設「ドーヴィル双葉」(いずれも福島県大熊町)から避難を余儀なくされた入院患者ら44人を死亡させるなどした。

※引用:毎日新聞

これに対し弁護側は長期評価の信頼性は低かったと反論。
長期評価は、原発の運転を停止する根拠としては不十分で事故は回避できないものとして居るということですが、今回の無罪判決はこのような意見が認められたということです。

これに対し賛否両論はあるかとおもうのですが、ネットでは落胆の声が多発しております。

ネットでの意見は、なかなか受け入れがたいものもあるようですが、一方刑事責任はなかなか問うことができないのではないかという声も。

もちろん国民の気持ちとして配慮するのであれば、それ相応の責任はとってもらいたいという気持ちはやまやまなのですが、果たしてこのような問題、今後も同様の災害で幾度となく問われる問題と想定され、まだまだすべての解決には時間がかかりそうです。

画像掲載元:写真AC



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