丸の内ノーサイド酒場 presented by Tokyo Good Manners Project」オープニングイベントが9月19日に都内で行われ、ジャルジャルが登壇した。

【写真を見る】漫才中のレアショット!福徳がカメラ目線で「ジャルジャルで~す!」

東京を舞台とした、新しいかたちのマナー向上プロジェクトを推進する社団法人「Tokyo Good Manners Project」が、今後増加が予想される訪日外国人との異文化交流を目的とした「丸の内ノーサイド酒場 presented by Tokyo Good Manners Project」を丸ビル付近に9月21日(土)・22日(日)に期間限定でオープン。

ラグビーワールドカップ2019の開幕前日、さらに店名の“ノーサイド”というラグビー用語(戦い終えたら両軍のサイドがなくなり仲間になるという精神)にちなんで、同じ高校のラグビー部で知り合ったという“ラグビー芸人”のジャルジャルが第一号の客として来店した。

ジャルジャルは同店のメニューを早速試食することに。その2品は、日本のソースカツとロシアビーフストロガノフを載せた「ノーサイ丼」、アルゼンチン郷土料理・エンパガーナトリュフ香るフレンチコロッケが盛り付けられた「ノーサイドフライ」という、どちらも“異文化交流”がテーマの同店らしいメニュー。

「ノーサイ丼」を手にした後藤淳平は「まず名前がいいですよ。ビーフストロガノフは初めてかも」と印象を語ると、福徳秀介が「ビートロストガノフ」などと、ビーフストロガノフを何度も言い間違える漫才のようなやり取りが。

そして、ようやく「ノーサイ丼」を口にした後藤だが、「絶対おいしいわ、香りもいいし。お肉もやわらかいんですよ」と福徳が隣で話しだし、後藤が「俺が言うから!なんで食べてない方がしゃべってんの!」とツッコミ。

そして、「おいしい!ビーフストロガノフとソースカツが合います」と感想を語る後藤に、福徳が「ノーサイド?」と問いかけると、「ノーサイドやね」と息の合った掛け合いが見られた。

「ノーサイドフライ」を試食した福徳も、「異文化ですね。ノーサイド!」と、そのおいしさに笑顔を見せた。

オフィス街に「ジャルジャルで~す!」がこだまする

「こういう場所で漫才をするのは新鮮。ハラハラしてます」という2人が、都内のオフィスビルが立ち並ぶ野外で漫才をするコーナーに。

福徳が「ジャルジャルで~す!」と連呼して自分だけアピールしているところ、「俺も」と後藤も言いだし、2人がさまざまな「ジャルジャルで~す!」をやり始めるネタを披露した。

ネタ終了後、「久しぶりに腹を抱えて笑いました」と感想を語る司会から「ノーサイドを感じたことは?」と、ジャルジャルに質問が飛ぶと、2人の高校時代のラグビー部の話題に。

福徳は「大工大高(現在の常翔学園高校)という強豪校と対戦したとき、130対0で負けたんです。それでも試合が終われば握手して。130点取られましたけど、平和な感じでしたね」とラガーマン時代を振り返った。

イベント終了後の囲み取材に臨んだジャルジャルは、報道陣から翌日に開幕するラグビーワールドカップ2019の質問を受けた。

注目選手を聞かれた福徳だったが「よく聞かれますけど、例えば『M-1の注目芸人は?』と聞かれて、自分の名前が挙がらないとすごく寂しいんですよ。僕がここで下手に言うことで、14人ほど悲しむ人がいると思うと心苦しいんで言えないです」と回答。

一方、後藤は「田中(史朗)選手は今回が最後にするという話もされてるんでプレーを見たい」と絞り出していた。

続いて、「日本はどこまで行けそうか?」と聞かれた福徳は「僕らがM-1に出るときに、『ジャルジャルが優勝候補』と言われたら夜眠れなくなる。ここで日本優勝と言ってしまうと選手の皆さんが睡眠不足になってしまうから下手に言えません」と再びはぐらかした。

そんな2人だが試合を観戦する予定もあるようで、囲み取材の最後に、福徳は「内心はめちゃくちゃ期待してます」と語っていた。(ザテレビジョン

イベントに登壇したジャルジャル