文京学院大学（学長：櫻井隆）は、ボランティアによる福祉サービスを求めている地域コミュニティと、社会貢献やボランティア活動に意欲的な学生および地域住民をつなぐ役割を担うため、地域連携センターBICS（ビックス）を設置しています。今回、地域連携センターBICS（センター長：梶原隆之）は、「美術でつながる～日・韓における障害者美術活動の地域実践から～」と題した、障害者の美術活動や地域での取り組み事例を通して、これからの地域連携活動を考えるシンポジウムを、2019年9月28日（土）にふじみ野キャンパスにて開催します。
- シンポジウム内容
昨今、“障害者美術”については福祉分野だけではなく芸術分野からのアプローチが行われており、世界的な規模での展覧会が開催されています。日本でも障害者の美術活動への関心が年々高まっており、2008年に障害のある人たちによる自由な芸術文化活動を推進するための「障害者アート推進のための懇談会」報告書が提出され、2018年には「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」の施行に至るなど、活発な動きを見せています。
本シンポジウムでは、人間学部人間福祉学科長の鳥羽美香教授が司会を務め、シンポジストとして社会福祉法人愛成会副理事長である小林瑞恵氏と、明治学院大学社会学部付属研究所研究員である高橋明美氏をお招きしています。本シンポジウムでは、2014年度から厚生労働省障害者芸術活動支援モデル事業を実施し、関東における障害者美術のリーダー的役割を果たしている愛成会の活動と、さらに愛成会が2013年度から実施している韓国の知的障害者施設等との美術交流をはじめ、日韓両国での展覧会や韓国でのワークショップ開催など、韓国との交流プログラムについてご紹介頂きます。本シンポジウムを通して、障害者による美術活動を通じたこれからの地域連携活動の一助となることを目的としています。活動の様子（愛成会）
地域連携センターBICS
地域連携センターBICSでは、本学人間学部教員からなる運営委員会、地域住民による地域委員、学生による学生委員で組織し、地域の組織と連携しながら各教育プログラムを展開しています。ボランティア講座の開設やボランティア情報の提供を中心に、さまざまな理由からボランティアによる福祉サービスを必要としている地域コミュニティと、社会貢献に意欲的でボランティア活動に参加したい学生や地域住民とをつなぐ役割を果たすことを目指しています。
（詳細URL）https://www.u-bunkyo.ac.jp/center/bics/
社会福祉法人 愛成会
1958年知的障害者入所施設として支援を開始し、現在は入所施設の他、グループホーム、通所施設や相談センターを設けるほか障害者美術活動にも力をいれた活動を行っています。2014年度からは厚生労働省障害者芸術活動支援モデル事業を実施し、関東における障害者美術のリーダー的役割を果たしています。
（詳細URL）http://www.aisei.or.jp/
＜シンポジウム「美術でつながる～日・韓における障害者美術活動の地域実践から～」＞
■開催日時：2019年9月28日（土）13：00～14：30 （受付開始 12：30～）
■開催場所：文京学院大学ふじみ野キャンパス 西館2階W201教室（埼玉県ふじみ野市亀久保1196）
※東武東上線ふじみ野駅下車 西口よりスクールバス（無料）運行
■登 壇 者：（シンポジスト）社会福祉法人愛成会 副理事長・アートディレクター 小林瑞恵氏
明治学院大学社会学部付属研究所 研究員 高橋明美氏
（司会）人間学部人間福祉学科長 鳥羽 美香教授
■申込・問い合わせ：文京学院大学 地域連携センターBICS
TEL：049-261-7944 FAX：049-269-6817
URL：https://www.u-bunkyo.ac.jp/center/bics/
＜文京学院大学について＞
1924年、創立者島田依史子が島田裁縫伝習所を文京区に開設。建学の精神「自立と共生」のもと、先進的な教育環境を整備し、現在は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを置いています。外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院に約5,000人の学生が在籍する総合大学です。学問に加え、留学や資格取得、インターンシップなど学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を地域と連携しながら実践しています。
【文京学院大学 概要】
学校名 ： 文京学院大学
代表者 ： 学長 櫻井隆
所在地 ： 本郷キャンパス 東京都文京区向丘1-19-1
ふじみ野キャンパス 埼玉県ふじみ野市亀久保1196
学 部 ： 外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部
U R L ： https://www.u-bunkyo.ac.jp/
配信元企業：文京学院大学
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