俳優の伊藤健太郎が主演を務める映画『惡の華』より、玉城ティナ演じるヒロイン・仲村佐和が心の叫びを放出する姿が“これでもか”と映し出される、衝撃の本編映像が解禁された。

【写真】『惡の華』アブノーマルな場面写真

 本作は、累計発行部数300万部を記録し、「絶望」をテーマにうっ屈とした青春と行き場のない衝動を描いた押見修造による同名人気コミックを、井口昇監督と岡田麿里の脚本で実写映画化。主人公・春日役を伊藤が務めるほか、春日につきまとう仲村佐和役で玉城、春日が片思いをするクラスのマドンナ佐伯奈々子役で秋田汐梨、文学好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文役で飯豊まりえが出演する。

 解禁された映像は、仲村の中に渦巻く世の中への不満や葛藤が爆発するシーン。「きれいごとばっか吐きやがって…どいつもこいつも腹ん中は~」と、旬の若手女優が発するにはあまりにも衝撃的な発言が連発される。本シーンは、2人の中学生が内に秘めた衝動を思う存分解放した、本作で一番“自由”を感じることのできる疾走感溢れるシーンであり、映画評論家・町山智浩が「スターの誕生する瞬間を見た時の感動を味わった」と絶賛する、女優・玉城ティナの魅力の一端が垣間見れる本作ならではの場面となった。

 今回の映像は、“自主規制”としてP音をいれ、10日間限定で公開。

 映画『惡の華』は9月27日より全国公開。

映画『惡の華』場面写真 (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会