10月17日(木)スタートの米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜夜9:00-9:54※初回15分拡大、テレビ朝日系)。出演する米倉、市村正親、武田真治、勝村政信らがクランクインを迎えた。

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2年ぶり、第6シリーズとなる今回は、失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉)が再び日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」へ。

この日、山奥にある足場の悪い急斜面での撮影だったため、芝居以外にもさまざまなことに気を使わなくてはならなかったキャスト陣。シーンの撮影を終えた米倉は「ヌメヌメしたところでバランスを取りながらお芝居をしているのが、意外と大変だった!(笑)」と話し、翌日には、体の端々に痛みが出たほど過酷な撮影だったことを明かした。

さらに数日後には、スタジオで「東帝大学病院」での外科医局のシーンの撮影がスタート。遠藤憲一や鈴木浩介らレギュラーキャストとの再会、そしてユースケ・サンタマリアら新レギュラーキャストとの初共演も果たし、「ドクターX」が本格的に始動した。

米倉涼子コメント

クランクインは、山と湖に囲まれたところだったのですが、バーベキューしてくれたり、かき氷を作ってくれたりと、スタッフの皆さんのおかげで遠いところでのロケも頑張れました(笑)。

先日、このシリーズで初めて医局でのシーンを撮影しました。「帰ってきたなー」という懐かしい気持ちもあったのですが、それ以上にものすごく緊張してしまいました。人前で医療用語を使いながら説明することのプレッシャーと苦しみを久々に思い出して、「ああ、『ドクターX』ってこうだったな」とあらためて感じています。

ドクターX」は、人の命が懸かっているお話。それだけ緊張感がありますし、身を引き締めながら撮影をしています。それだけのハードルを与えてくれているドラマなので、きっとご覧になる皆さんもその緊張感を楽しみながら見ていただけるのではないかと思っています。

第1話のあらすじ

道に迷い、お腹を空かせて山を歩き回っていたフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は、人里離れた山奥に“ポツン”と建つ一軒家でニコラス丹下(市村正親)という日系二世のブラジル人と出会う。丹下の手料理を食べながら意気投合した二人だったが、のちに、まったく別の形で再会することになるとは、そのときは知る由もなかった。

その頃、蛭間重勝(西田敏行)率いる「東帝大学病院」は空前の財政危機にひんしていた。苦境を脱するため、蛭間が打ち出した秘策は「海外医療ファンドからの300億円出資」。「東帝大学病院」が誇る最新医療に投資するファンドのマネージャーを招待することを決定する。

2カ月後、蛭間たちが迎え出る車から降りてきた男は、丹下だった。実は丹下の正体は医師免許も持つ海外投資ファンドのマネージャー。冷徹なまでに赤字部門を切り捨て、企業再生を図っていくことから「今世紀最大のコストカッター」と呼ばれ恐れられている人物だったのだ。

■ 未知子の登場に海老名らは騒然!

丹下は「東帝大学病院リバースプラン2020」を提示。附属病院の統廃合、医師・スタッフのリストラ断行に加え、業務の合理化を推進する新部門を設立し、そこに次世代インテリジェンス手術担当外科部長として潮一摩(ユースケ・サンタマリア)、次世代がんゲノム・腫瘍内科部長として浜地真理(清水ミチコ)を呼び寄せ、次世代超低侵襲外科治療担当部長に加地秀樹(勝村政信)を昇格させることを発表する。

さらに、その場に未知子も現れたことで、蛭間や海老名敬(遠藤憲一)ら「東帝大学病院」の医師たちは騒然。未知子の「ニコタンに雇われた」という言葉通り、丹下は未知子を「理想の外科医だ!」と絶賛する。

「東帝大学病院」内の不採算部門精算に取り掛かった丹下は、病院の食堂に着目。そんな中、食堂のおばちゃん・岩田一子が突然胸の痛みを訴える。そこに居合わせた未知子が検査に連れていくと、肺塞栓症の疑いがあり、もっとよく検査をしたいと考える未知子だったが、丹下が導入したAIシステムにより、一子は勝手に手術台に上げられてしまう。(ザテレビジョン

(左から)武田真治、市村正親、米倉涼子、勝村政信がクランクイン