坂口健太郎主演の映画「仮面病棟」が2020年3月6日(金)に公開されることが決定した。

【写真を見る】原作は知念実希人氏による同名小説

本作は、知念実希人の同名小説が原作。鉄格子で閉ざされた元精神科病院で、一日限りの当直を代わった医師がある事件に巻き込まれていくさまを描く脱出ミステリーだ。

主人公の医師・速水秀悟を演じるのは、本作で映画単独初主演となる坂口。不慮の事故で婚約者を亡くした過去を抱えるキャラクターでありながら、元精神科病院で一日限りの当直を任されたことで事件に巻き込まれていってしまう。

また、ピエロ面の凶悪犯により拉致されたヒロインの女子大生・川崎瞳役には永野芽郁が決定。凶悪犯に撃たれ、傷を負い、拉致された先の病院で出会った当直医の速水と脱出を試みる。

坂口と永野は、映画「俺物語!!」(2015年)でも共演しており、久々の共演となる今回、2人が見せるコンビネーションにも注目が集まる。

また、監督はドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズ(2016年~2018年)や、12月13日(金)に公開を控える映画「屍人荘の殺人」を手がけた木村ひさしが務める。

坂口健太郎コメント

――これからクランクインを迎えますが撮影への意気込みをお願いします。

閉鎖された病院という空間の中で、一ヶ月近くお芝居をすることになります。とても過酷な撮影が続くとは思いますが、役と作品を楽しみたいと思っています。

――台本を読まれどのような作品になると期待されますか。

最初に台本を読んで感じた緊迫感と緊張感をしっかり表現できたら、とても面白い作品になるんじゃないかなと思います。

――これまで演じてこられた役柄とは異なった一面を魅せて頂けると思っています。ご自身が演じられる役柄に関しましてどのように演じようと思っていますか。

まだまだ速水に対しては分かっていないことも多いですが、今までと役作りの仕方は同じく、役に寄り添って、彼の考えを理解できるように演じたいです。

――もしご自身が実際に「謎だらけの病院」に閉じ込められ、信用できない人たちに囲まれ、籠城犯からも、病院からも逃げれない、としたらどうされますか?

その状況なら、正直どうしようもできないですね(笑)。ただ、人でなくても、環境や、周りの空間、情報だったり、なにか信用できる「味方」を見つけるために試行錯誤すると思います。

永野芽郁コメント

――これからクランクインを迎えますが撮影への意気込みをお願いします。

閉鎖空間だからこそ起こる一つ一つの反応を大切に表現できたらと思います。また、坂口さんとは久しぶりにご一緒するので少し恥ずかしさもありますがとても笑顔が溢れた現場になるんだろうな、と今から楽しみにしています。

――これまで演じてこられた役柄とは異なった一面を魅せて頂けると思っています。

ご自身が演じられる役柄に関しましてどのように演じようと思っていますか。

言っていることやっていること、真実は何なんだろう。と思っていただけるように演じられたらと思います。

――もしご自身が実際に「謎だらけの病院」に閉じ込められ、信用できない人たちに囲まれ、籠城犯からも、病院からも逃げれない、としたらどうされますか?

とにかく大人しく静かに過ごしますね(笑)。目立つなんてことは絶対せずに、ただ過ぎていく時間を待ちます(笑)。

■ 監督・木村ひさしコメント

(かんばんは。木村ひさしです。)本作は僕にとって今まで経験のないジャンルであり、出演される坂口さん、永野さんも御一緒したかった俳優さんです。新しい作品にチャレンジするのに、大変良い環境が整いました。仮面病棟は僕にとって間違いなく新境地を開く作品になると思います。

■ 原作・知念実希人コメント

『仮面病棟』が私の作品の中で初の映画化となり、嬉しく思っております。若手実力派俳優である坂口健太郎さんと永野芽郁さんが本作をどのように演じて下さるのか、今からとても楽しみです。息つく間もないほど緊張感にあふれるサスペンス&ミステリー作品になると期待しておりますので、みなさまぜひご覧になってください。(ザテレビジョン

映画「仮面病棟」の公開が決定!