「ああ、毎日のお弁当作り、もうちょっと何とかラクにできないかしら」そう思いながらお弁当を作っていませんか?他の人の弁当作りのアイデアを知ると「なんだ!そういう手段もあるのか!」と目からウロコ!なことがあります。

とはいえ、手抜き感満載なお弁当は残念なもの。「料理は見た目8割」といわれます。筆者母に教えてもらった「お弁当の色の基本」は、信号と同じ「赤・青・黄色」で栄養バランスもこれでOKです。お弁当の見た目も大切にしつつ、ラクして作る方法、ご紹介します!


お弁当ラクチン計画1:ブロッコリー・ジャガイモ・タマゴは多めに茹でて冷蔵(冷凍)する

お弁当に大活躍のブロッコリーですが、茹でたお湯をそのまま捨てていませんか?せっかくガス代を掛けて沸かしたお湯なので、もうひと働きしてもらいましょう!そのお湯で、ジャガイモ(できたらそのまま)やタマゴを茹でませんか?ブロッコリータマゴジャガイモも、弁当作りには大活躍する三大具材です。

ブロッコリー

1日目:そのまま(別途マヨネーズをつけるのを忘れずに。残りは冷凍する)
2日目:冷凍ブロッコリー×ゆでタマゴ(つぶす)×マヨネーズ=カップに詰めてトースターで焼いて、グラタン風の一品が完成!(チーズをのせると更に美味しい!)
3日目:冷凍ブロッコリーを刻んで、卵焼きの具にする

ジャガイモ

1日目:カレーパウダーで炒める(タマゴを入れなくても黄色が入る!)
2日目:ジャガイモ×ゆでタマゴ(つぶす)×マヨネーズ=カップに詰めてトースターで焼いて、グラタン風の一品が完成!
ジャガイモは、冷凍すると食感が変わるので、おいしくありません。茹でたらなるべく翌日に使う予定することをおススメします。

ゆでタマゴ

1日目:そのまま(ギザギザに包丁を入れて花っぽくして、塩を振るとよく食べてくれる)
2日目:つぶしてマヨネーズと混ぜ(タマゴサンドの具と同じもの)ブロッコリージャガイモソーセージなど和えてトースターで焼く

「LIMO[リーモ]の今日の記事へ」

お弁当ラクチン計画2:卵焼きにいろいろな具を入れる

タマゴは、冒頭の「お弁当は、赤・青・黄色」の原則から行くと、黄色の要となるヘビロテ登場食材です。卵焼きの具をいろいろ変えるだけで、卵焼きにもバリエーションができます。しかも、残った食材を片付けるいいチャンスにもなり一石二鳥です。例えば…

ジャガイモブロッコリー(前出のように用意しておけばOK)
ひじき
ソーセージベーコン
小松菜(白醤油を入れて味付けする)

ただし、夏場の暑いときは、どうしても食材が傷みやすいので前の日の食材を入れることはNGです。また、甘い卵焼きも人気です。筆者の母の定番は、しょうゆと砂糖の味付けの卵焼きでした。長女の保育園時代のママ友が作ったお弁当に、驚きの卵焼きレシピが!それは、砂糖とバニラエッセンスを入れた卵焼きです。「えっ⁉」と思いましたが、食べてみると、お菓子のようでおいしかったです。それぞれのうちの数だけ、それぞれの卵焼きがあるのですね。

お弁当ラクチン計画3:計画を立てる

「ああ、明日のお弁当何にしようかしら…」そんなことを考えながら帰宅の途の電車に揺られるのは憂鬱です。ならば!1週間のお弁当のメニューを週末に決めてしまいましょう!そうすると、あれこれ考える気苦労が減り、仕事や他のやるべきことに全力投球できます。お弁当だけでなく、朝ご飯も夕ご飯も一緒にプランニングしてしまうともっとラクになります。

実は、このお弁当を含め1週間の献立を決めてしまう方法は、小学校の先生をしている学生時代の友達(三児のママ)に教えてもらいました。彼女は「こうやって毎日の献立を決めて…」と朝昼晩のゴハンのメニューが書いてある手帳を見せながら話してくれました。計画して紙に書くことで旦那さんともシェアできるので、旦那さんの夕食作り当番日も決まります。

献立を紙に書いて「可視化する」と、脳みそがラクできる&お金と時間の節約になる

「献立を決めること」は「食材を計画的に買うこと」です。それは「お金の使い方をプランニング(計画)する」ということです。

紙に「献立」と「材料」を書き出して「可視化すること」で、頭の中のモヤモヤ考えていたことがスッキリします。「この食材、姿を変えてもう1回、別のおかずとして登場してもらえないか?」ということを考えられます。冷蔵庫を見た時「この食材の存在、すっかり忘れていた!」ということも減ります。(残念ながら減るだけで、なくなりはしません…)冷蔵庫の開け閉めも、献立が決まっていればサッサと出せます。

「紙に書いている時間がもったいない」と思う方もいるかもしれませんが、「どうしようか?」と考える時間が減って、実は時間の節約にもなります。今までのやり方に囚われず「こんな使い方もあるんじゃないか?」と視点を変え、実行してラクできると、仕事がうまくいったときのように結構達成感があります。(笑)

時間もお金も節約できる、しかもラクできるお弁当作り、やってみませんか?