中国では「日本人は非常に礼儀正しくて、おとなしい人が多い」と認識されている。この認識は正しいと言えるが、日本を旅行で訪れた中国人は「日本人の見せる顔が昼と夜で異なっている」ことに気付き、驚きを覚えるという。中国メディアの捜狐は17日、日中の日本は礼儀正しい国だが、夜になると一変すると論じる記事を掲載した。

 近年、多くの中国人が日本を旅行で訪れるようになり、日本人がどのような人びとかを身をもって知る中国人が増えている。記事は、実際に日本人と接触した経験を持つ中国人たちは「日本人は非常に礼儀正しい」と認識する一方で、

 続けて記事は、日本人は礼儀正しいのは事実であることを強調する一方、それはあくまでも昼の顔であり、「日本の街は夜になると昼間と異なった顔を見せる」と指摘し、夜の歓楽街ともなれば羽目を外した日本人が酒に酔い、大声をあげながら歩いている光景も珍しくないことを強調した。

 確かに日本では、昼間と夜で全く違う顔を持つ街が少なからず存在する。仕事中は無駄口も叩かずに仕事に没頭している日本人も、仕事帰りに酒を飲んで陽気になり、昼間と違った顔を見せる人もいるだろう。こうした違いは中国人からすると「二面性」として映るようだが、日本人は時と場合に応じて取るべき態度を変えているだけに過ぎない。

 逆に中国ではこうした二面性が少ないことが一般的で、いつでもどこでも同じような立ち振る舞いを見せる。そこが中国人の良い点でもあるのだが、日本人が初めて中国人と接する際には驚かされることも多々あるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本は「街」も「人」も昼間と夜では「まったく違った顔を見せる」=中国メディア