モデルでタレントの紗栄子(32)が18日、台風15号による停電や断水被害が続く千葉県山武市の山間部に支援物資を届け、炊き出しを行ったことをインスタグラムで報告している。8月に九州北部豪雨により被害を受けた佐賀県、そして9月9日台風15号が上陸し被害を受けた千葉県の被災地に入りボランティア活動を行った紗栄子は19日、日本を離れた。「それぞれの役所のかたから連絡が入り、また呼びかけを必要とする際は、引き続きこの場を借りて共有させていただきたい」とのメッセージに、「紗栄子さん自身も疲れが溜まっていると思うので無理なさらないで下さいね」と労いの言葉が寄せられている。

佐賀県から東京に戻った紗栄子が「千葉のみなさん、現状を教えてください」と『SAEKO saekoofficial Instagram』で呼びかけたのは11日のこと。台風15号が通過した直後に千葉の被害状況を扱った全国ニュースは少なかったが、紗栄子のもとにはダイレクトメッセージを通じてSOSが届いていたのだ。そして翌12日にはたくさんの飲料水や粉ミルク、大人、赤ちゃん用の紙オムツトイレットペーパーなどを、甚大な被害を受けた千葉県鋸南町へ届けたことをインスタグラムに写真付きで報告した。紗栄子にはこれまでのボランティア活動で培ったネットワークがあり、大量の支援物資の調達に協力してくれる仲間がたくさんいるのだ。以降インスタグラムでは支援物資の受付が行われる日時や場所、至急の物資支援を求める自治体の情報が具体的にわかりやすく、正確にアナウンスされていた。

その後も紗栄子は、南房総市館山市、日本を離れる前日には山武市の山間部へ支援物資を届けている。19日のインスタグラムによると、山武市に住むファンから窮状を訴えるダイレクトメッセージが14日深夜に届いたのだという。すぐに山武市役所に連絡を入れ「現地の皆様があまりにも過酷な生活を強いられている」ことを知った彼女は、物資だけでなく炊き出しも行いたい―と国内外の仲間に協力を呼びかけた。するとすぐに多数のメンバーが集まり、当日はラーメンや焼肉、おにぎりと800人分の食事を用意することができたそうだ。

コメント欄には「山武市に来て頂いて、本当にありがとうございました。直接お礼をお伝えしたかったのですが、仕事の合間でしたので遠くからお顔拝見し後姿に、お礼を叫んだだけとなってしまいました」「昨日は、有難うございました。お水やたくさんの炊き出しも紗栄子さんだったのですね。“有難うございます”に対して、“お互い様だよー”に感動しました!」「山武市民です。昨日お伺いしました。紗栄子さんありがとうございます。みんなの勇気になります」と、山武市に住む方からの感謝の言葉が複数届いている。また寸暇を惜しんで支援活動を続け、休む間もなく海外に向かった紗栄子の体調を気遣う声も見受けられた。

画像2、3枚目は『SAEKO 2019年9月19日付Instagram「山武市にお住いのファンのかたからのダイレクトメッセージで14日の深夜に知った山武市の状況は、その時点で報道されていないこともあり、実際の状況がわからず翌朝すぐに山武市役所に連絡をし、現地の皆様があまりにも過酷な生活を強いられていることを知りました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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