学校法人 青葉学園が運営する東京医療保健大学(本部:東京都品川区、理事長:田村哲夫、学長:木村哲、以下本学) は、和歌山市との共催で、公開講座「災害の備え~健康に配慮した避難所づくりのために~」を2019年9月21日(土) に開催します。本学和歌山看護学部の公開講座の実施は今回が初めてです。

 和歌山看護学部は、和歌山県内の高齢化に伴う多様な医療ニーズの高まりと、地元への大学進学、卒業後の就職ができる「地学地就」の実現を目指し2018年4月に開設されました。和歌山県和歌山市及び、主な実習先となる日本赤十字社和歌山医療センターと連携を図ることで、地元に根付いた看護実践能力の高い看護職の育成に取り組んでいます。

 本講座では、第1部に、ナラティブ・アプローチ(※1)や看護管理(※2)を専門とする松月みどり教授から、災害時の避難所における健康管理についてご紹介します。また、和歌山市地域安全課主事 三宅洋佑氏より、南海トラフ地震による津波被害が大きいと想定されている和歌山市の災害について講演します。第2部では、身近なものを使った防災用品づくりや感染症予防など、避難所で役に立つ情報を実践的に学ぶ演習を実施する予定です。

 本学は、チーム医療・地域医療に関わるための高い専門性・豊かな人間性をそなえた医療人を育成し、地域の皆様が安心できる医療サービスを届けられるよう取り組んでまいります。

※1)相談相手や患者などを支援する際に、相手の語る「物語」を通してその人らしい解決法を見出していくアプローチ方法
※2)看護の効率性、倫理性を整え、実践者を支援すること

■公開講座の概要
テーマ    :災害の備え~健康に配慮した避難所づくりのために~
        第1部 講演 「避難所における健康管理」(松月みどり教授)
               「和歌山市の災害について」(三宅洋佑氏)
        第2部 演習
日時     :2019年9月21日(土)10:00~12:00
場所     :東京医療保健大学 和歌山看護学部 雄湊キャンパス (和歌山県東坂ノ上丁3番地)
         ※駐車場はございません (駐輪場はございます)
       【電車】南海電鉄「南海和歌山市」駅 より徒歩14分
       【バス】「和歌山市」駅バス乗り場より、
        4.番乗り場から乗車「小人町」下車 徒歩2分
        2.番乗り場から乗車「県庁前」下車 徒歩7分
お問い合わせ先:東京医療保健大学 和歌山看護学部 雄湊キャンパス
        TEL:073-435-5819  FAX:073-427-3097
        Email:wakayama-jimu@thcu.ac.jp

■講師情報

東京医療保健大学 和歌山看護学部看護学科 松月みどり教授
三重県立大医学部付属高等看護学校卒。日大板橋病院を経て、2005年田附興風会医学研究所北野病院看護部長就任。2011年より日本看護協会常任理事を務める。2012年大阪市大大学院経営学研究科修了。2018年4月東京医療保健大学和歌山看護学部開設とともに、教授に就任。
現在、日本看護管理学会評議員、日本救急看護学会副代表理事・評議員、日本意識障害学会理事としても活動中。『写真でわかる急変時の看護』(松月みどり監修)をはじめとした数々の看護に関する教本を監修している。

配信元企業:学校法人青葉学園

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