「5連休取得時に現金3万円を支給いたします」——有給休暇の積極的な取得を促す制度がTwitterで紹介され、称賛の声が多数寄せられている。

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静岡県にある高齢者福祉関連の会社では、2年前から「5連休制度」を設けて有給休暇の取得促進に取り組んでいる。この「5連休制度」は、年1回の5連休取得を義務付けているだけではなく、取得時には現金3万円を支給するというもの。会社からの「お小遣い」封筒には、「仕事もプライベートも大切だと考えています」「ご家族との旅行や食事、ご自分の趣味、自己研鑽等にご利用いただければ幸いです」といった手紙が同封されている。パート従業員の場合は、3連休で2万円が支給されるという。


この制度を利用して5連休を取得するTwitterユーザーの“じょんて”さんによると、ほかにも「アイデア制度」というものが存在。職員が発案したアイデア1つにつき500円支給する制度で、「5連休制度」もここから生まれたとのこと。また、自販機の飲み物の価格を下げると職員が気軽に買ってリフレッシュできるというアイデアによって、100円で買えるようになったという。


過労死パワハラなどブラック企業の話題が絶えない中、「逆ブラック」とも言える制度にTwitterでは、「素敵ですね!」「転職したい」「これはいい!うちの会社でもすることにします!」といった称賛の声が殺到。一方では、「ウチは逆。有給使うと査定が下がりボーナスが安くなります」「うちは社員が27連勤しても経営者でもある社長は何も手を打たないなんの一言もない完全なブラック会社」といった声も寄せられ、大きな反響となっている。





画像提供:じょんて(@sztejon2)さん