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独自OSとハイスペックで突き抜ける
HUAWEI Mate 30シリーズ

 ファーウェイは19日(現地時間)、ドイツミュンヘンで発表会を開催し、フラッグシップシリーズHUAWEI Mate 30」「HUAWEI Mate 30 Pro」「HUAWEI Mate 30 RS」を発表した。発表会中では発売国や発売時期については触れられなかったが、関係者の話によると近いうちにも公表できるとのこと。

 発表会の詳細、タッチ&トライ、端末レビューなどはのちほど掲載するので、ここでは発表された製品を簡単に振り返ってみたい。

 プレゼンテーションで登壇したのは同社CEOのリチャード・ユー氏。米国による制裁などがありながらも、前モデルHUAWEI Mate 20シリーズや、カメラ機能が話題になったHUAWEI P30シリーズが世界的に売れたことをアピールし、HUAWEI Mateシリーズはその都度イノベーションを起こしてきたスマホだと語った。

スタンダードモデルでこのスペック
HUAWEI Mate 30」

 最初に発表されたのはHUAWEI Mate 30シリーズ。ベーシックグレードのHUAWEI Mate 30はディスプレーに6.62型(2341080ドット有機ELを採用、アスペクト比は19.5:9。SoCが先日のIFA2019で発表されたばかりのHUAWEI Kirin 990、メモリー8GB 、内蔵ストレージ128GB、バッテリーは4200mAh

 カメラは3眼で、1600万画素のウルトラワイド(17mm、F2.2)、4000万画素のスーパーセンシングワイド(27mm、F1.8)、800万画素のテレ(80mm、F2.4、OIS)という構成。インカメラ2400万画素。価格は799ユーロ(約9万5000円

動画機能強化にポルシェデザイン、5Gモデルも!
HUAWEI Mate 30 Pro

 HUAWEI Mate 30があっさりした紹介だったが、今回の本命ともいえるHUAWEI Mate 30 Proはさまざまなデモとともに、時間をかけて発表された。スペックディスプレーが6.53型(2400×1176ドット有機EL、SoCはHUAWEI Kirin 990、メモリー8GB、内蔵ストレージ256GB、バッテリーが4500mAh

 カメラは4眼で、4000万画素のウルトラワイドシネ(18mm、F1.8)、4000万画素のスーパーセンシングワイド(27mm、F1.6、OIS)、800万画素のテレ(80mm、F2.4、OIS)、そして3D深度センサーという構成だ。インカメラ3200万画素。動画機能ではアウトカメラで7680fpsウルトラスロー撮影ができることが特徴。

 また、インカメラ側のノッチがHUAWEI Mate 30より大きいのだが、ここにはインカメラのほかに、3D深度センサー、近接センサー、ジェスチャーセンサーアンビエントライトが並んでいるからだ。価格は1099ユーロ(約13万1000円)。

 そして5Gモデムが搭載された「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」もお披露目された。スペックHUAWEI Mate 30 Proと同じだが、8バンドの5Gに対応する。価格は1199ユーロ(約14万3000円)。

 HUAWEI Mateシリーズとしてはおなじみの「ポルシェデザイン」によるコラボモデルも登場した。こちらはHUAWEI Mate 30 Proベースとしつつ、背面デザインアイコンなどがポルシェイメージしたものになっている。さらに、スペックメモリー12GB、内蔵ストレージ512GBともはやノートPCクラスになっている。価格は2095ユーロ(約25万円)。

 また、今回のモデルすべてにGoogleサービスがプリインストールされないことを明言した。ファーウェイが用意するアプリストアからアプリダウンロードすることになるが、ここにGoogleアプリがあった場合、インストールは可能とのこと。なお、HUAWEI Mate 30シリーズのOSはAndroidベースの独自OS「EMUI 10」が採用される。

HUAWEI Watch GTのニューモデルも!

 HUAWEI Watch GTのニューモデルHUAWEI Watch GT 2」も発表された。1.39型の有機ELディスプレーを搭載し、オールウェイズオンの機能が追加された。また、スピーカーマイクも搭載されたので、HUAWEI Watch GT 2で通話をしたり音楽を聴いたりできるようになっている。通常使用なら充電ナシで2週間使えるうえに、GPSモード30時間、ミュージックプレイヤーで24時間、Bluetoothの通話で10時間と大幅に使い勝手が向上している。

 発売時期は10月で46mmモデル249ユーロ(約3万円)、42mmモデル229ユーロ(約2万7000円)。

大型テレビにも進出か!?
イヤホンIoTディスプレーも発表

 そのほか、Bluetoothイヤホン(分離型)の「HUAWEI FreeBuds 3」や、大型IoTディスプレーの「Huawei Vision」も紹介された。HUAWEI FreeBuds 3の価格は179ユーロ(約2万1000円)で発売時期は10月を予定している。Huawei Visionについては価格や発売日などは未定。

 機能紹介で記者たちが驚きの声を上げることが多く、これまでスペックカメラという数字を押し出した発表会が多かったファーウェイだが、今回はスマホを使ってこんなことができるという未来を提示する方向性に変わった印象だった。


Google非搭載ながら圧倒的な機能と性能で魅せたファーウェイ「Mate 30」シリーズ発表会